新着情報

コロナの地中熱ヒートポンプシステム、ジオシスは大注目!

2012/6/7 木曜日 床暖房・蓄熱暖房, エコキュート

ハイこんにちは!
今日の茨城県水戸市は、何の文句も出ないぐらいに素敵なお天気でした。
週末にかけて天気は下り坂ということで、溜まった洗濯物が少々心配であります。

さて、今回は株式会社コロナさまの地中熱ヒートポンプシステムを利用した温水暖房とエアコン、GEOSIS(ジオシス)をご紹介いたします。

株式会社コロナさまの地中熱ヒートポンプシステム、ジオシス01

そもそもヒートポンプって何でしたっけ?
ヒートポンプは、文字通りヒート(熱)を冷媒の圧縮と膨張により、温度の低いところから高いところへ汲み上げ、その熱を利用するためのポンプ(装置)です。
少ない電気エネルギーで数倍の熱エネルギーを回収できるので、省エネ技術として注目されてきました。
エコキュートもヒートポンプ技術を利用した給湯器ですが、空気熱源の代わりに地中熱源を利用するのが地中熱ヒートポンプ暖房機・エアコンです

今回コロナさまから発売される「GEOSIS(ジオシス)」には、温水暖房タイプとエアコンタイプの2種類があります。
温水暖房タイプの地中熱ヒートポンプシステムは、最大温水出力6kWのパワフル暖房で、床暖房やパネルコンベクター、ラジエーターなど複数の暖房を賄えます。
エアコンタイプの地中熱ヒートポンプシステムは、定格冷房出力4.0kW・定格暖房出力5.0kW、安定した温度の地中熱を利用するためエネルギー消費効率が高く、環境にもお財布にもやさしいのが特徴です。

さて地中熱というのはどういうモノなんでしょう?

地中熱の特徴としてあげられるのは、”1年を通してほぼ一定の温度であること”が挙げられます。
一定の深さ以上(地下50〜100m)では、一年中安定した温度(5〜10℃)です。
冬季には外気温より高く、夏季には外気温より低い地中熱の特性を利用するのが地中熱ヒートポンプ技術です。

株式会社コロナさまの地中熱ヒートポンプシステム、ジオシス03

熱源が空気の場合、その気温によって運転能力が落ちることもあるのに対して、地中熱源のヒートポンプでは外気の影響を受けないため性能が安定しており効率も良いという事です。

具体的な仕組みとしては、地下100メートル付近まで埋めたパイプ内に冷媒を循環させます。
冬季は冷えた冷媒が地中で温められ、ヒートポンプユニット内で圧縮する事で更に高温になります。
高温になった冷媒は「水熱交換器」を通してその熱を水(不凍液)へと伝え、お湯(不凍液)を沸かします。
そのお湯になった不凍液を床暖房などの放熱器の熱源として使います。

株式会社コロナさまの地中熱ヒートポンプシステム、ジオシス02

具体的なメリットをみていきましょう。

経済的
自然のエネルギーである地中熱をヒートポンプで効率よく利用するので、ガス式温水暖房システムと比べ、ランニングコストを約1/3に抑えられます。

省エネ性・環境への配慮
燃料を燃やすことがないヒートポンプ技術を使用しているため、Co2排出量は、ガス式温水暖房システム
の1/2以下で、環境に配慮した次世代暖房システムとしても注目を集めています。
一般のエアコンで冷房を使用した際に伴う大気への排熱は、ヒートアイランド現象の原因の一つに挙げられています。
地中熱ヒートポンプ式エアコンは、地中へ排熱するため、ヒートアイランド現象の防止にも貢献できます。
また、ジオシスは業界トップの低消費電力なので節電にも貢献できます。

低騒音・コンパクト
ヒートポンプユニットは、一般のエアコンの室外機並みにコンパクトで、低騒音コンプレッサー搭載で騒音の心配もありません。

地中の熱を利用するとなると、気になるのは設置工事ですね。
地中熱ヒートポンプは、地中と熱をやり取りするため、地中に100m程の穴を掘り、循環液を循環させるための管(採熱管)を埋設する必要があります。
この埋設工事には、大型の掘削機を使用するため、埋設現場の周りには一般車両約4台分のスペースが必要になるとの事です。
そうなると、既存の住宅というよりは、これから新築される方や比較的広大な敷地をお持ちの企業さま向けなのかもしれませんね。

私たち株式会社久保田システムサービスでもモチロン取り扱っておりますので、ご興味をお持ちのお客様はお気軽にご相談ください!

ではまた次回!

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スマートグリッドとはなんぞや?

2012/6/5 火曜日 太陽光発電, オール電化関連

ハイこんにちは!
6月に入り晴れた日の日中の気温はかなり上がるようになりました。
これで天候が崩れると不快指数もなかなかなのモノになりますが、幸い爽やかな日が続いている茨城県水戸市です。

さて、前回、前々回と太陽光発電システムと蓄電システムを組み合わせて使う新製品を2回に分けてお伝えしてきました。
お時間がある時にご覧いただければ幸いです。
 >>京セラの太陽光プラス蓄電システムで災害に備える!
 >>パナソニックの太陽光は創蓄連携システムはココがスゴイ!

太陽光発電+蓄電システムで、電気を創るだけではなく貯めて使うという新しいかたちが実現されようとしている、という事をお伝えしました。
今回から数回にわたって、太陽光や蓄電システムとも関係の深い、スマートグリッドHEMSについて調べながらお伝えしていこうと思います。

スマートグリッドという言葉を最近ニュースなどでよく耳にするようになりました。
いまいちピンとこないネーミングですが、スマート(賢い)・グリッド(電力網)というように考えれば、少しは意味が明快になってきます。
単に電力を送るだけの従来の電力網ではなく、通信機能を備えた電力計(スマートセンサー)を設置し、制御システムと連携させることにより、電力網全体の電力需給を自律的に調整する機能を持たせるなど、より効率的な運用を可能とするのがスマートグリッドというシステムなのだそうです。

太陽光・風力発電などの再生可能エネルギー導入に対する系統安定化対策や、企業や一般家庭でのエネルギー利用の効率化といった部門で期待されています。
また、電力網の状態をモニタリングして制御することで、災害時に停電が起こりにくくなったり、復旧が容易になったりというメリットも挙げられます。

スマートグリッドをの基盤となるのが、スマートメーターと呼ばれる電力計です。
日本においてスマートメーターは、主に”遠隔で検針を行う”という程度の使い方に留まっているのが現状のようです。
しかし将来的には、家電機器などと連携して情報通信ネットワークを形成できるようになることが期待されています。

スマートメーターを介して様々な情報のやり取りを行えれば、電力需要に合せた発電を行ったり、電力の使用量が短時間に集中してしまう「ピーク」をシフトさせる…という使い方も可能になります。

東日本大震災以前の電力供給が十分にあった日本では、需要の抑制は然程必要ないと思われていました。
震災以降、原発停止による電力不足という問題を抱える現在の日本では、需要の方を供給に合わせて増減させる・供給される電力を有効に配分することを検討していく必要があり、その切り札となりそうなのがスマートメーターの導入、スマートグリッドの構築なのです。
当然将来的には大規模な市場となり得るため、多くの企業がスマートグリッド関連のアイデアや製品の開発を進めているようです。
例えば、電力需給ピーク時に、家庭やビルなどの需要側の電力使用量をコントロールして、ピーク時需要の削減・電力系統の安定運用を図ろうというデマンド・レスポンス(需要応答)も、スマートメーターを活用することで実現できるといいます。

具体的には、電力不足が予想されるピーク時間帯に電力価格が高くなるように料金を設定したり、節電した分だけポイントを還元するなどのサービスを提供することで、ピーク需要の削減を促進するのがデマンド・レスポンスのしくみです。

ただしデマンドレスポンスを導入するためには、時間帯や需要に応じて動的に変動する電力料金プランを、予め導入する必要があります。
そしてつい先日、東京電力は、2012年7月から家庭向け電気料金を10%程度値上げすると同時に、電力需要が少ない夜間の電気料金を引き下げる「時間帯別料金」を導入する意向であるという発表をしました。
今後の動向が大変気になるところですね。

…というわけで、かなりとっ散らかってしまいましたが、現在注目を集めているスマートグリッドとその周辺の技術についてお伝えしました。
次回は、スマートグリッドを広域の電力ネットワークの監視制御システムとした場合、私たちユーザー側で行うエネルギー監視制御技術であるHEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)についても調べていきたいと思います。

鉄線・てっせん・クレマチス

ではまた次回!

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京セラの太陽光プラス蓄電システムで災害に備える!

2012/5/30 水曜日 太陽光発電

ハイこんにちは!
昨日は、梅雨入り前の気持ちの良い晴れ間を堪能していたら、夕方から突如集中豪雨に見舞われました。
ここ数年おなじみのゲリラ豪雨というヤツでしょうか、雨脚激しすぎ、雷鳴轟きまくり、道路水浸し。
”なんだこりゃ…”と途方に暮れてしまうような極悪天でした。

かなりの長時間・広範囲に渡って落雷がありましたが、落雷直後や次の日からエコキュートや電気温水器の調子が悪い…という方は、当ブログの以前の幾つかの記事をご覧頂ければと思います。
 >>落雷後に給湯機器の不調を感じたら、ご連絡ください!
 >>落雷の多い季節、エコキュートや温水器は大丈夫?



さて今回は、前回の「パナソニックの太陽光は創蓄連携システムはココがスゴイ!」という記事に引き続き、震災以降注目を集める太陽光発電+蓄電システムの新製品をご紹介いたします。

今回お伝えするのは、京セラ株式会社さまの太陽光発電に蓄熱システムを組みあわせた新システムです。

この新システムは、太陽光発電システムと高耐久・大容量のリチウムイオン蓄電システムを連系することにより、通常は安価な深夜電力を蓄電し、昼間に利用することで、太陽光で発電した電気の売電量を増加させる、いわゆる押し上げ効果が期待できるシステムです。

京セラの太陽光発電+蓄電+HEMS_図解

お客さまの生活パターンやニーズに合わせた6つの運転モードを搭載しており、自由に選択いただけます。

①太陽光売電優先モード
深夜電力を蓄電池に充電し、太陽光での発電が有る場合だけ蓄電池から電力供給し、売電量を増やすモード。発電が無い場合は商用電力を使用。
②深夜電力活用モード
安価な深夜電力を蓄電し昼間使用することで、電気料金を節約。
③エコハウスモード
太陽光で発電した電気を全て家庭等で使用し、ゼロエミッション(Co2の排出ゼロ)を目指すモード。余剰電力がある場合は蓄電池に蓄え、夜間に蓄電池から電力供給。
④ピーク抑制モード
昼間の家庭等での購入電力が一定の値以上にならないように、蓄電池から電力供給し、節電するモード。
⑤強制充電モード
マニュアル操作で充電するモード
⑥強制放電モード
マニュアル操作で放電するモード
太陽光発電は、蓄電池を組み合わせることで「このように使いたい・こういう時に使いたい」というような様々な状況に対応できるようになるんですね。

気になる災害時の非常用電源としての性能ですが…
まず、停電時は、自動的に蓄電池からの電力供給に切り替わります。
大容量7.2kWhの蓄電池をいかし、停電時でも冷蔵庫、冷暖房器具、テレビなど生活に必要な電気製品を、同時に最大12時間連続で使用できます。
また、2.5kWの定格出力を有しており、約3時間でフル充電が可能です。
(ちなみに、蓄電ユニットは2台(14.4kWh)まで増設が可能なため、最大24時間の連続使用も可能となるそうです。)

停電が長く続いた場合でも、太陽光発電システムの自立運転機能によって、昼間に太陽光で発電した電気を蓄電システムに充電することができる機能が搭載されており、これにより夜間や雨天時でも電力利用が可能となり安心してお使いいただけます。

また、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を組み合わせることで、パソコン、テレビ、スマートフォンなどで、太陽電池の発電量や蓄電池の充放電状況など家庭内エネルギーの状況の「見える化」が図れ、画面上で一元管理することでエネルギーの効率運用が可能となります。

京セラ太陽光発電プラス蓄電システムプラスHEMSで見える化

昨今耳にする機会が増えた「見える化」という言葉ですが、作業の流れやシステムの仕組みなどの目に見えないことを、可視化することで問題点を浮き彫りにしたり、解決に繋げる…というような意味のようですね。
家庭用の太陽光発電によってつくられる電気の量やその使われ方というものが”見える化”することで、省エネに対する意識が向上し、実際の省エネ行動も期待できそうですね。

さて次回は、この”見える化”やエネルギー使用の制御を可能にするHEMS(=ヘムス=ホームエネルギーマネジメントシステム)について調べていきたいと思います!

ではまた次回!

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パキスタンバザールが水戸市偕楽園で開催されました!

2012/5/28 月曜日 水戸の街・偕楽園, 日記

ハイこんにちは!
5月最後の週末は気持ち良く晴れ、日中は汗ばむぐらいの陽気でした。
そんな中、水戸市の偕楽園の下方に広がる”四季の原”という広場で「パキスタン・バザールin偕楽園」が開催されましたよ。

パキスタン…と聞いてもそれほど馴染みのない方が多いのではないでしょうか?
正式には「パキスタン・イスラム共和国」という名称で、インドの西、イランの東辺りに位置する人口1億6千万人以上の国なんですね。

2012年5月26・27日水戸市「パキスタン・バザールin偕楽園」02

このパキスタン・バザールは、毎年東京の代々木公園で開催されているお祭りなんだそうです。
今年は、日本とパキスタンの国交樹立60周年に加え、東日本大震災の復興支援という意味合いも込めて、初の水戸開催となったそうです。
ありがたや~。

2012年5月26・27日水戸市「パキスタン・バザールin偕楽園」01

凧揚げのブースもあり、親子で凧を作って揚げていましたよ。
ものスゴイ数が連なった連ダコも、うまく風を捕えて見事な高さまで揚がっていましたよ。
しかしスゴイ高さだ…。

2012年5月26・27日水戸市「パキスタン・バザールin偕楽園」03

ご覧のように沢山のエスニック料理の屋台が出展してましたよ。
会場に立ち込めるスパイスの香りを嗅ぐと、よだれが止まりません…。
食欲をそそられまくりです。

2012年5月26・27日水戸市「パキスタン・バザールin偕楽園」04

カレーはもちろん、タンドリーチキン、サモサ、タカタック…など日本人にはあまり馴染みのない(しかし美味そうな)料理がズラリと並びます。
空腹と戦いつつ料理を選びます。

2012年5月26・27日水戸市「パキスタン・バザールin偕楽園」07

とりあえず陽気でテンションの高いおじさんが自慢のカレーやチキンを勧めてくれます。
なんか愛嬌のあるおじさんが多かったのは国民性なんでしょうか。
愉快愉快。

2012年5月26・27日水戸市「パキスタン・バザールin偕楽園」05

日本在住のパキスタン(…なのかな?)の方々も多く訪れてましたよ。
茨城県内や周辺地域には多くのパキスタン人が住んでいらっしゃるそうですね。
皆さん結構日本語ペラペラなのでビックリ。
晴天の下でビビッドに輝く民族衣装に、しばし見惚れてしまいましたよ。

2012年5月26・27日水戸市「パキスタン・バザールin偕楽園」08

日本女性代表…というか水戸市代表・梅大使の皆さまも会場にいらっしゃいました。
華やかなフェスティバルが、より一層華やかに感じられました。
とりあえずウットリしときました。

2012年5月26・27日水戸市「パキスタン・バザールin偕楽園」06

特設ステージでは、バンドの演奏やゲーム大会、パキスタンファッションショーなどが開催されていました。
上の写真は、ファッションショーの女性モデルに見惚れる男性客の様子です。
日本人もパキスタンの方も国境を越えて皆ウットリ。

というわけで、今年初めて水戸で開催されたパキスタンバザールの様子をお伝えしました。
ホントにパキスタンの方々や美味しい料理から元気を貰えた気がしました!
また来年も開催して下されば良いなぁ~。

ではまた次回!

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パナソニックの太陽光は創蓄連携システムはココがスゴイ!

2012/5/24 木曜日 太陽光発電

ハイこんにちは!
今日に茨城県水戸市は、朝から快晴に恵まれ日中の気温もだいぶ上がりました。
やがて来る梅雨入りを前に、晴れ間を大事にしておきたいところです。

さて今回は、太陽光発電の話題です。
先日お伝えした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、パブリックコメント(意見の公募)を経て、今年の7月から実施されようとしています。
この制度では、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス等の”資源の枯渇がなく発電時にCo2の排出も少ない”とされる再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を、電気事業者が一定の期間・一定の価格で買い取ることを義務付けるものです。

こうした制度が成立する背景には、世界的に関心の集まる地球温暖化問題があるのでしょう。
加えてここ日本においては、昨年の東日本大地震を契機に、エネルギー自給率問題という観点からも再生可能エネルギーへの関心が高まって来たように思います。
メガソーラーの建設決定とか企業のメガソーラー事業参入、というようなニュースを頻繁に目にするようになってきました。

一方、一般家庭における住宅用太陽光発電システムの売電価格は、従来どおりの余剰買取が継続されることが決定されましたが、国からの補助金以外にも、各地方自治体の導入補助制度の充実などからか、好調な伸びを見せているようです。

>>平成24年度の太陽光発電補助金と売電価格については、当社メインサイトにまとめましたのでご覧ください。

また震災以降は、災害に伴う停電対策や節電策の一環として家庭で電気を貯める、いわゆる「蓄電システム」への注目も高まっています。
蓄電という技術は、以前から注目されていましたが、ここへきて「太陽光発電システムと連携させて使う」という効率の良い蓄電システムが相次いで発表されましたので調べてみました。

まず今回は、パナソニックの「創蓄連携システム」をご紹介いたします。

◆パナソニックの創蓄連携システム

システム構成図
panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム 

太陽電池と4.65kWhリチウムイオン蓄電池ユニットに加え、太陽電池用と蓄電池用のパワーコンディショナー機能を一体化した新開発のパワーステーションで構成されています。
これにより、日中は太陽光で発電した電力を使用できるうえ、余剰電力は蓄電池に繰り返し充電できます。
蓄電池に蓄えた電力は、日中の電力供給を安定化して、夜間にも利用できます。

panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム02

停電時、太陽光発電の電力を使用しながら余剰分を蓄電池へ蓄えて、夜間などに利用することが可能です。
新築時の設計段階で、停電時にも使用したい機器の回路設計をしておくと、停電時にコンセントの差し替えなしで、あらかじめ接続した機器を使用可能です。

panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム03
平常時も太陽電池や蓄電池の電力を利用することで、系統電力のピーク抑制に貢献できますね。

停電時にどのくらい蓄電した電気が使えるのか?というのが気になりますが…
小型かつ高容量のリチウムイオン蓄電池ユニット(4.65kWh)で、満充電の場合、雨天が続いても停電時に使用したい機器の電源を約2日間確保できます。
(冷蔵庫50Wを24時間、テレビ100Wを3時間、LED照明50Wを4時間、通信機器100Wを3時間で1日2,000Whとして計算)

また、ライフスタイルやお好みにあわせて、創蓄連携システムの運転モードを選べます。
経済抑制モード…系統からの夜間電力を充電し、電力ピーク時に活用することで機器使用を我慢せずに無理のないピーク電力抑制ができる。
環境優先モード…昼間に太陽光発電システムで蓄えたクリーンな電気を夜間も利用する。
蓄電優先モード…災害や停電に備えて常に満充電状態を維持する。

ワイヤレスエネルギーモニタ(7型)に加え、ビエラ(デジタルテレビ)やスマートフォンなどでエネルギーの使用状況をモニタリングすることが可能です。

詳細は、パナソニックさまのウェブサイトでご確認ください。http://sumai.panasonic.jp/wiring/setsubi/lineup/products/souchiku/souchiku.html

ではまた次回!

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オール電化・主な営業エリア
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