アスレチックスとの大リーグ日本開幕戦(28、29日)に臨むマリナーズの選手たちを乗せて22日、アリゾナ州フェニックスを出発した日本行きのチャーター便。
離陸後しばらくすると、機内では後方に陣取ったラテン系の選手らが“パーティー”を始めてしまった。音楽が鳴り響き、エース右腕のフェリックス・ヘルナンデス、外野手のカルロス・ペゲロらが踊りだす。
■機内の“パーティー”に川崎も参加
半ば機内は無法状態に陥ったものの、気づくとそこに川崎宗則が加わっていたそうだ。
ペゲロらと一緒になって踊る川崎。ただ、おかげでその場がいっそう盛り上がったというから、川崎の加入は他の選手の退屈しのぎになったのかもしれない。
「最高だったよ」
24日午後、選手らが泊まっているホテルのロビーで人と待ち合わせをしていると、カイル・シーガー、ブレーク・ビバン、ダスティン・アクリー、アレックス・リディらが部屋から降りてきて、一緒に雑談をしているうちに、そんな話になって彼らは口をそろえた
考えてみればそれは、川崎のキャンプでのチームメートとのかかわり方を象徴している。
■チームメートに積極的に話しかける
川崎は、練習でも試合でも、チームメートに積極的に話しかけていた。
「ストライク入れていけ」
「よし、ゲッツー」
それはすべて日本語だが、最初は意味の分からなかったチームメートも、今やそれらの意味を理解するようになっている。
「ゲッツー? ダブルプレーの意味だろ」とは、セットアッパーのトム・ウィリヘルムセン。最初は背中から飛んでくる声を理解できなかったが、「今は、言いたいことが分かるようになった」という。
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