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【社会】

性暴力の「泣き寝入り」依然多く 内閣府が白書

2012年6月12日 09時02分

 性交を無理やり求められた経験がある女性のうち、家族も含め相談したことがあるのは2011年度で28・4%と過去最低だったことが12日、内閣府が05年度から3年ごとに実施している全国調査で分かった。性暴力被害を受けた女性の「泣き寝入り」が依然多い実態があらためて浮き彫りになった。

 内閣府は昨年、無作為で抽出した20歳以上の男女計5千人に調査票を送付し、うち3293人から回答を得た。回答した女性の中で、性交を強要された経験があるのは134人。調査結果は「12年版犯罪被害者白書」にまとめられた。

 相談できない理由の多くは「恥ずかしくて言えなかった」などだった。

(共同)
 

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