つなぐ 希望の木
災難を乗り越えてきた木々を、都内に訪ねた。
【社会】水元公園で高放射線量 共産都議団 調査、除染申し入れ東京都立水元公園(葛飾区)で高濃度の放射性物質が検出されたなどとして、共産党都議団は十一日、都に調査、除染するよう申し入れた。 園内の植え込みで八日に土壌から一キログラムあたり一一万二〇〇〇ベクレル、十日に近くの第二駐車場で二五万一〇〇〇ベクレルを検出。地表から高さ一メートルの空間放射線量率は毎時一・一〇マイクロシーベルト、〇・二七マイクロシーベルトだった。人が自由に出入りできる場所で、都議団は立ち入り制限や流出防止を求めた。二月にも園内の他の二カ所の土壌から一万ベクレルを超える濃度を検出している。 文部科学省のガイドラインは、高さ一メートルで周辺と比べて毎時一マイクロシーベルト以上高い数値が測定されると、除染の対象となる。都によると、園内の他の場所で五月に測定した際には毎時〇・一九マイクロシーベルトだった。都議団から連絡を受けた文科省は都に測定を求め、都は「調査、除染の検討をする」としている。 ◆大島のアシタバ 生葉も基準値超東京都は十一日、伊豆諸島の大島で採れたアシタバの生葉から、国の基準値(一キロ当たり一〇〇ベクレル)を超える一二二ベクレルを検出したと発表した。大島町などに出荷と販売の自粛を求めた。 都によると、六農家が栽培した生葉六検体を調べたところ、一検体から一二二ベクレルを検出した。この農家は六月に入ってからは出荷していないが、四、五月の出荷分は既に消費されたとみられる。 検査機器の検出限界値未満の検体もあり、同じ島内でも値の差が大きいことから、都は原因を調査する。 PR情報
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