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2012年6月11日(月) 20:00 |
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高松市の国際協力団体が仙台でバザー
東日本大震災の発生から今日で1年3か月です。 高松市の国際協力団体は来月、仙台市でチャリティーバザーを行う予定で、今準備を進めています。 さらに現地に店を構え、被災した人々を雇用する計画も進めています。
高松市に本部を置く国際協力団体セカンドハンドの倉庫です。 衣料品や日用品を詰めたダンボール箱が並んでいます。ダンボールには東北行きと書かれた物があります。 来月、仙台市で行うチャリティーバザーの準備を進めています。 セカンドハンドは、高松市などにあるチャリティーショップで、市民や企業から無償で提供された衣料品などを販売しています。 その収益金を主にカンボジアの教育支援や医療支援に充てています。 セカンドハンドは、去年3月11日の東日本大震災以降被災地の支援を始め、震災直後には物資を被災地へ運びました。 そして去年4月からは「キャッシュ・フォー・ワーク」という事業を始めました。 被災して仕事を失った人にがれきの撤去作業などを行ってもらい、賃金を支払う事業です。 被災した人からは困っているときに仕事と現金をもらえて助かったと感謝の言葉が聞かれたといいます。 セカンドハンドは、来月仙台市でチャリティーバザーを行います。 被災した人々をスタッフとして雇用し賃金を支払います。 さらに今後、衣料品などを販売するコミュニティーショップもオープンする計画です。 最終的には、被災者が自分たちの力で運営してもらうことが目標です。 震災から1年3か月継続した支援はどうあるべきなのか? 被災地から1000キロ以上離れた香川の地で模索が続けられています。
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