2009/04/26 (居酒屋デート の記事の続き)
きょうはあなたも行ってる住宅見学会の日。
夫がジムに出かける間、ひとりで会場を訪れた。
ひさしぶりに見るあなたのスーツ姿。
背が高いキクチさんのスーツ姿はやっぱりカッコイイね。
駐車場からおうちの中を案内してもらって、
誰もいないお部屋ではキスもしてくれた。
携帯で写真も撮った。
日曜日はあなたのお仕事がお休みで絶対会えない日だったけど、
きょうは会えてすごく楽しかった。
次に会えるのは火曜日。
すぐだよ。
帰宅してからも、あなたの写真を眺めては幸せにひたっていたんだよ。
あなたが大好き。
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彼の写真は一枚しかない。
私に向けてくれた笑顔。
無視され会えなかった間、この笑顔を見ると泣けて泣けて仕方なかった。
だけど、呪文のように自分に言い聞かせた。
「大丈夫。会いに来てくれる」
そう言い聞かせながらも、再び会うのは絶望的だと思っていた。
だけど、希望は捨てたくなかったから…。
今はまた同じ笑顔を私に向けてくれる。
優しいあの声で話しかけてくれる。
そう。
思い出した。
あの日、私が帰った後、彼の同僚が
「キクチさんの奥さん?」
と聞いてきたって言ってた。
私はお似合いだと思われたのかなぁとうれしかったけど、
2人の距離感が近いからだって…。
彼は
「あのお客様、間合いが近い人なんですよ」
と言ってごまかしたんだけど、
「キクチさん、大丈夫?
あの奥さんは割り切れなくなるタイプだ」
って言われたと笑ってた。
「当たってるね」と。
私のことは当時、ちょっと噂になっていたらしい。
「夫婦仲が良くて、奥さんは妊娠中なんですよ」
と言ったら、「誰の子だぁ?」なんて盛り上がってたらしい。
私はそこの支店ではお料理や掃除をしない奥さんだと思われていた。
(それはつき合うようになって彼から聞いた話だけど)
引っ越した後もちゃんと片付けられないんじゃないかと心配されていたほど。
だけど、最近、私のどこが好きか聞いたら、
「家庭的なところ」と返ってきた。
彼にそれを披露するときはあまりないんだけど。。。
彼の考える恋愛のゴールは「結婚」で、
今もすぐ「奥さんや子供がいなかったら…」と口にする。
それがとても嫌だ。