ベスト・オブ・スーパージュニアを制し、ポーズを決める田口隆祐(中央)=後楽園ホールで
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◇新日本プロレス ベスト・オブ・スーパージュニア<準決勝、決勝>
▽東京・後楽園ホール▽観衆2050人(超満員札止め)
デビュー10年目の田口隆祐(33)が決勝で現IWGPジュニアヘビー級王者のロウ・キー(32)=米国=を「ミラノ式どどんスズスロウン」で完璧にフォール。初優勝を飾った。18選手出場の大会を制し、16日の大阪大会でキーのベルトへの挑戦を確実にした。
相手のバックハンドブローを浴びて左目をはらした田口は、試合後、プロ入り同期の後藤洋央紀や準決勝を戦ったPACらに祝福され、ビールのシャワーを浴びた。「ぼくがプロレスラーを目指したのは、スーパージュニアを15年前に見たとき。今度はベルトを取り返したい」と感激の涙。ファンの前では「他団体のベルトも狙う」と約束した。 (門馬忠雄)
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