FCIの中で少しだけ席替えがあった。
少しだけしか動いていないのだが、
向きが変わった。
窓を見る方向になった。
机で作業をする。
顔を上にあげる。
目の前に飛び込んでくる景色を見て、息をのむ。
僕はこんな街で働いてるのか。
長男が遠足に行った。
フィラデルフィア。
遠足でフィリーとか、なんだかすごい。
で、帰ってきた息子がニヤニヤしてる。
「部屋に行ってみて」
机の上にこれが置いてあった。
嫁さんのお手伝いをしたら、
２５セントがもらえる。
お金をためて、僕へのお土産を買ってくれたらしい。
息子よ、
こんなボール、大事すぎて使えるわけないだろ。
僕はすぐにその足で
安物のボールを大量に買ってきた。
これでしばらく大丈夫だ。
息子が成人したら一緒に酒を飲みたいと思っていた。
もうひとつ夢が出来たぞ。
いつの日か一緒にゴルフをやるんだ。
その時、僕はこのボールを使うんだ。
死んでも、池には落とせない。
OBゾーンには打ち込めない。
よし！打ちっぱなしに行ってこよう！
ニューヨークのブルームバーグ市長が
法案の制定を進めている。
英語で言ってもよくわからないので、
日本語に直すと…
「アメリカ人、太りすぎじゃん？大きなソーダとか、砂糖入りのジュース、売るの禁止！」法案。
映画館とかファストフード店で、
ＭサイズとＬサイズのジュース、
売っちゃだめになるらしい。
調べたら
アメリカのマクドナルドのＭサイズ、
普通に６５０ミリリットルでした。
日本の５００ミリペットボトルより大きい。
ちなみに、
Ｌサイズは９００ミリリットルね。
そもそも飲めないし！
肥満はアメリカでは社会問題化してるらしい。
いいんじゃない？とは思う。
とは思うが…
ブルームバーグさん…
そんなの飲みきる人たちって
結局、
家帰って飲むんじゃない（涙）？
ここは天空の城か。
いや、高い建物か。
それとも、アメリカの強さと誇りの象徴か。
１０年以上前、
同時多発テロによって倒壊したツインタワー。
マンハッタンの南。
世界貿易の象徴だったと言う。
今、あの跡地、グラウンドゼロでは
新しいビルの建設が急ピッチで進んでいる。
ワン・ワールドトレードセンター。
先日、取材陣の一員として、
その最上階（現段階の）に登らせていただいた。
エンパイアステートビルのテッペンが
ほぼ横位置に見える。
地上４００メートル。
９０階の部分。
実際には更に１００メートルほど高くなるそうだ。
雄大で、
見事に眼下に広がった景色を見ながら
不思議な気持ちに襲われた。
正直に言う。
僕の持った印象とは、
「地上の人々を見下す」
景色だなぁというものだった。
率直に言う。
こんなに高い必要ない。
普通に考えれば単純に使いにくい。
エレベーターで上がるだけで
大変な時間がかかる。
しかも、わざわざ真下に
ビジネスの中心、ウォール街がある必要もない。
でも、この建物は負けないアメリカの象徴なんだと言う。
その気持ちももちろん分かる気がする。
新しいビルの完成は
２０１４年のはじめらしい。
その時、アメリカのみんなはどんな光景を見ているんだろう。
テロに打ち勝ったと言って眺めるのだろうか。
先日のブログにも書いたが、
僕の着ているスーツは
安物だ。
いいんです。
どうせ、いろんな場所を駆けずり回るから。
で、先ほど、
再び事件発生。
はい。
また、ズボンが裂けました。
裂けるのねー。
あの場所。
え？
写真って？
はい。
着ている状態だと、
ブログの担当者から
「長谷川さん、放送禁止映像です」
と断られたので、
脱いだあとの写真を。
いやー…
すごくない（涙）？
中華料理が好きだ。
みんながよく出前で頼む。
さて、アメリカで中華料理を頼むと
必ずといっていいほど付いてくる
フォーチュンクッキー。
要は運勢占いクッキーですな。
中を開けると、
紙が入っててそこにいろいろ書いてあると言う…。
先日、とくダネ！で一緒に働いている
敏腕ディレクターのトモミちゃん。
可愛い。
スタイルもいい。
仕事も出来るが、
頭もいい。
そんなトモミちゃんがフォーチュンクッキーを
パキリと割って中をのぞいた。
何も入ってない（驚）！
「これ、未来がないって事ですか！？」
慌てるトモミちゃんを
いやいやー、と大慌てでフォロー。
僕たちがほかのフォーチュンクッキーを割ると、
当然、占いシートは入ってる。
「逆に当たりだよー！」
とフォローするみんな。
トモミちゃん、
そうですよねーと、改めて、
もう一つのクッキーを割ってみたのでした。
トモミちゃん「…（絶句!!）…」
二つ連続で中身が入ってないとかありえるのね。
ドンマイ、トモミちゃん。
あんた可愛いから大丈夫だよ。
多分。
ワシントンパークという所に行った。
これがまた！
雰囲気の良いこと、良いこと！
近くに優秀な大学であるＮＹＵがある。
あ、略してすいません、
ニューヨーク ユニヴァーシティーね。
ユニヴァースィティー♪
お昼休みには学生さんが
ランチにやってきている。
なんて微笑ましい光景。
ちなみに、ＦＣＩで働く敏腕ディレクターのトモミちゃんも
このＮＹＵの出身者だ。
優秀だなー。
春の陽気に包まれながら、
心地よい風を頬に受け、
バンドの演奏や子供たちの笑い声に耳を傾け…
ほんとにヒーリング…
「長谷川さんー！スタンバイ、お願いしますー！」
そうだ。
僕は今、めざましのロケ中だった。
毎週水曜日の世界の珍しいスポーツを紹介するコーナーの
取材中だった。
ふっ。まぁ、いい。
こんど、ゆっくり来よう。
今日はロケの為、
ナイキのジャージだし（全身）。
僕ははっきり言って、
あんまり「これがお勧めだよー」とか
「ここが素敵ですー」
みたいなこと、言わないようにしてる。
紹介するだけして、その人の感覚に合ってなかった時、
僕の信用を落とすような気がするから。
今、「信用」と打ったつもりが
画面を見直したら普通に「し尿」になってました。
たまにすごい間違いするよね。
パソコン打ってると。
でも、このお店はお勧めしたい。
前回のブログで書いたフラッシングで行った
「ＭＡＰＯ」
という韓国料理店。
相当人気がある、とのことだったが、
食べてみてびっくり！
ＭＡＰＯカルビ。
かなりうまかったです。
普通のカルビ肉って、
ある程度の薄さに切って、
それを焼いて食べるんだけど、
この店、自信があるのか、
ものすごく分厚い肉をまずジュージュー。
それをハサミで豪快にぶった切ってくれる。
サイコロステーキですか？みたいな感じになって、
それを特製のお味噌をつけていただくのだが、
異常なまでの柔らかさ。
なのにしっかりとした食感♪
お勧めします。
目茶混んでて、アホみたいに並ぶけど。
マンハッタンの隣、クイーンズという地区にある
フラッシングという町に行った。
これが結構面白かった。
ある区画は
中国に占拠されたんですか？
と聞きたくなるほど、中国語しかない街。
中国系の銀行、
中国系の雑貨店、
中国系のレストラン。
そして、もう少し進むと、
今度はハングル文字しか出てこなくなる。
超韓国人街だ。
もはや街が韓国だった。
すごいなー。
そこで気付く。
あれ？
日本人、なんで、
かたまらないんだろう？
アメリカ国内に、
もう、あんた、ここの地区、日本じゃないっすか！？
みたいな地区、あるのかなぁ？
道の通りには
みずほ銀行と三菱東京ＵＦＪがあって、
ローソンとサークルＫが立ち並び、
向かいにはツタヤがあるような…。
その辺り、アメリカ人、ほとんどいないっすよ、みたいな。
実はフラッシングは本当にそんな感じの場所になってた。
もちろん、アメリカ人も住んでるんだが、
街は本当に中国人と韓国人が占めてた。
オキュパイしてた。
印象として、
アメリカに住む日本人は
そんなに群れてないというか、
ちゃんとアメリカというクニを尊重してる気がする。
まぁ、それが日本人のいいところか。
言うもんね。
郷に入りては郷に従え。
いい教えだと思う。
前回のブログについて…
ペンネーム、ＭＡＳＡさんからご指摘を頂きました。
「春眠～の意味って
『冬から春になってくる３月～４月は夜明けが早まることでいつもは暗い時間に起きていたが、
（３月・４月は）同じ時間に起きても、朝が来てしまっている。
寒い冬より（暖房のない時代）春の暖かさで寝坊してしまった』という意味では・・・・！？ 」
おお～～！
ありがとうございます。
とても正しいご指摘です！
はい。
ＭＡＳＡさんのおっしゃる通りなんです。
「春眠、暁を覚えず（しゅんみん、あかつきをおぼえず）」
と言う言葉は、もともと漢詩からきています。
孟浩然と言う人の「春暁」と言う漢詩ですね。
その漢詩上の意味は
「春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう」
が正解です。
日本でも、国語の授業などでは上記した意味が正解ですね。
ちなみに僕が前回のブログで書いた
「あったかいよね～～眠いよね～～（だらだら）」
と言うニュアンスは
最近の日本で使われている
少し崩した使い方ですね。
春のこの季節、
会社で転寝（うたたね）をしている人間や
少しぼーーーっとしてしまってる人間に、
「おいおい、春眠暁を覚えずか～？」
みたいに言うことがあります。
ひょっとしたらこっちの方が
今は多く使われてるかも知れませんね。
ボーっとするなよ、みたいなシーンで多く使われます。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」や
「四面楚歌」といった
漢詩をもとにした日本のことわざ、多いですよね～。
ご指摘、ありがとうございました！