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石原知事 尖閣諸島対応で政府批判6月11日 18時12分
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東京都の石原知事は、衆議院決算行政監視委員会に参考人として出席し、沖縄の尖閣諸島のうち、3つの島の購入を東京都が検討していることについて「本来なら政府に島を守ってもらいたい」と述べ、政府の対応を批判しました。
衆議院決算行政監視委員会は、11日、沖縄の尖閣諸島を巡って参考人質疑を行い、尖閣諸島のうち、3つの島の購入を検討している東京都の石原知事や、地元沖縄県石垣市の中山市長ら4人を参考人として招きました。
この中で、石原知事は「中国は『尖閣諸島は核心的な利益だ』としており、『日本の実効支配に対し、果敢な行動に出るための機材を準備する』と宣言している。これは『お前の家に強盗に入る』と言われているようなものなのに戸締りをしない国は間が抜けている」と述べました。
そのうえで、石原知事は「『島の購入は筋違いだ』と言われるが、筋違いでもやらざるをえない。本来なら政府に島を守ってもらいたい」と述べ、政府の対応を批判しました。
また、石垣市の中山市長は「石原氏の意向は大変ありがたい。個人所有の島がいつ、誰に購入されるか分からないより、公的機関が購入し、所有する方がよい」と述べました。
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