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“希少動物の爪”受け渡しで逮捕6月11日 14時14分
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商取り引きが禁じられている希少なトラやヒョウなどの爪を受け渡したとして、会社社長の男ら2人が種の保存法違反などの疑いで逮捕され、警視庁はインターネットでアクセサリーとして売りさばいていたとみて調べています。
逮捕されたのは、神奈川県鎌倉市のアクセサリー販売会社の社長、牧野義之容疑者(38)と、茨城県日立市の革製品販売会社の社長、岩江哲治容疑者(53)です。
警視庁の調べによりますと、2人は、ことし2月、絶滅のおそれがあり、ワシントン条約で商取り引きが禁じられている、東南アジアで生息する希少なトラやヒョウ、それにアジアゴールデンキャットの爪を受け渡したとして、種の保存法違反の疑いが持たれています。
警視庁は、岩江社長が牧野社長から爪を買い取ってアクセサリーの一部として加工し、インターネットオークションに出品して売りさばいていたとみて調べています。
また、牧野社長はシャムワニの剥製4体をタイから鎌倉市の自宅に密輸した疑いも持たれています。
警視庁によりますと、牧野社長は容疑を認め、岩江社長は「規制があるとは知らなかった」と供述しているということです。
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