大阪・ミナミで男女2人が無差別に殺害された事件で、礒飛京三容疑者(36)は府警の調べに「家も仕事もなく、所持金は20万円。生きていくにはどうしたらいいのか。前日に知人を訪ね、たまたまミナミにたどり着き、自殺のため包丁を購入した」と供述していることが11日、分かった。府警捜査1課は南署に捜査本部を設置、同容疑者が自暴自棄になり、犯行に及んだ可能性もあるとみて調べている。
捜査本部によると、判明していなかった死亡女性の身元は大阪市中央区島之内、飲食店経営佐々木トシさん(66)と確認された。
[時事通信社]