病気と音楽と素適なあなたと

可愛い老犬と、カバ女と頭のおかしい人が織りなす、人間模様でございます。

shyoukokumaの投稿
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まず、内科の先生が訪ねてきてくれた。投薬を見せると

「なんだ、この投薬は、なんで耳鳴りの薬だけ1日6錠も

 入っているんだ? 精神科の先生と相談して、

 分包をし直してもらおう」 とあっさり、投薬の不自然さを

認めてくれた。 続いて薬剤師さんと看護師さんがきて

「あなただったんですかw 大量の薬を持ち込んだのは。

 奈良先生がピルブックを見て、一生懸命考えていましたよ」

なるほどね…… なんにも聞かないで、ピルブックを見て分包の

指示を出したら、こんな投薬になるよな。ストミンAも教科書通りだと

毎食後2錠×3だもんなw 

皮膚炎が酷くて、一応皮膚科では「脂漏性皮膚炎」と診断されて

塗り薬ももらってはいたが、慢性的飲酒の影響で「ペラグラ性皮膚炎」

のようでもあり、脂質代謝が悪いとか、タンパク合成がうまく行っていない

など、考えたらいろんな要素が考えられる。

なので代謝型ビタミンB2『FAD』 などが入っていたり、高ビオチン療法が

試したくて、大量のビオチン、ミヤBMシナールの錠剤が入っていたり、

コレステロール値が上がらないので、ヨウ手チン(パントテン酸)だとか

薬剤師も悩むような薬が多数入っていた。 勿論持ち込み薬だからといって

高ビオチン療法なんて認められるとも思わないので、内科医との打ち合わせが

必用になっていたのだ。朝晩ビオチン0,5μgとか出されても、全然意味がないのである。

そうして、奈良は

「君は発達障害だから、物事にこだわるんだよ」などと暴言を吐く。

投薬の内容を理解しなければ、要らないものばかり、ビオチンなんて

病院の食事を食べていて不足するとでも思っているの?w

全てがこの調子である。自分が間違っていても全然平気である。

 

「薬剤師さん、あのビオフェルミンが入っていないんですが」

「あっ、奈良先生から捨てるように指示が入りましたよ」

「それは聞いていましたけれど、カリウム剤とカリウムとマグネシウムの混合剤

ですよね。もしかして… ピルブック見て薬を決めるくらいだから

間違って捨てた…」 そこでふたりで大笑いをしてしまった。

 

これに対して奈良は「捨てていない」と言い張ったのだ。

確かに捨てられたはずの、カリウム剤はナースステーションで預かり

家族に返すか、退院時返すように指示が出ていた。

だから、捨てたはずの薬は残っていた。。 どうしようもないね…

 

内科の先生、薬剤師、精神科の主治医は謝りにきてくれた。

そうして病院内には、ビオフェルミンがないということなので、

ビオスリーの粉剤が90日分支給された。

 

ここで問題になるのは、勝手に持参薬を破棄するのも問題だが、

目録も作らず、患者の許可もなく、持参薬を勝手に分包して

しまったことだ。よほど精神科にくるものは判断力が

劣るとでも思っているのであろうか。

それにしても、自分でやった不始末の後始末を、全部人にやらせて

自分では謝りにもこない。医者と言うより

人間としてどうなんであろうか?


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