今回のエルズベルグは5位。
スタート直後であろうことか仲良くなったバハのライダーノールマンと接触して1列目最後尾から追い上げることになった。
表彰台のライダーをキャッチするには至らなかったね。
Live見てくれたみんなに感謝。
メカニックのノベルトとWPのナイスガイ。本当によくやってくれたよ。あんなにフィーーリングの良いバイクに乗ったことがなかった。
エルズベルグ5位。自分では、・・・それで??って気分かな。
トライアル時代のトラウマがエンデューロ業界でも繰り返されてる。
世界選手権で4位に入っても、雑誌には5cm角サイズの写真一枚。
イベントをオーガナイズしても増える一方のヘイター。
世間にアピールするスキルややる気もなしに業界のトップに居座る大人たち。
言うことは決まって「結果出したら??」どちらがですか??俺はリスペクト出来ないから言ってるんすよ。
Ride is Lifeは6人で1000万赤字を出した。「またやらないんですか??」
ライダーの俺たちがやり続けること??
2009年、毎日のようにエンデューロを盛り上げたい、スターが欲しい、プロを生み出してこのスポーツのランクを上げていきたいから、レースに出てくれと頼みまっくてきた人たちは今、この先の具体的なビジョンをメディアを通じて示してほしいと言ってもスルー。
SHOWの依頼者は俺の技術に敬意を払ってくれている。
そこで稼いだお金以上に、JNCC、JECに注ぎこむ有様。
ライダーはリザルト出せば報われる。
まるで戦争時代の「お国のために・・・」。黙って結果を追い求めるのが美学。
狂ってるね。世間の若者が、俺みたいになりたいと、思うはずがない。
その証拠に、業界人の子供たちは父親の仕事を見て、後を追おうとしない。
世界チャンピオンが出れば世間から注目を浴び、きっとメジャーになる。
そう考える世間知らずが多すぎる。
俺はトライアルという業界を見てきた人間。
「俺たちもメシ食ってかなきゃいけない」
新聞配達員から1カ月の練習のみで、7位になった去年のエルズベルグ。
ならば俺もノーギャラでこのレースを3年戦った。モチベーションの源は、オフロードを盛り上げたいという周りのキレイな言葉だけが支えだった。
スポンサーに投資してもらった分、しっかりお返しするのが俺のスタンス。生意気でも、しっかり伝わる本物のビジネススタンス。
「頑張ってるのはお前だけじゃない」
馴れ合いは気持ち悪いから結果で俺を見返してみて。
とにかく、耳が痛いことを言い続けるのは止めにしよう。
これからは、吉川先輩のJEC Lit's,Office actionのアクションエンデューロ、ウッズ下市のごきげんモトクロス以外に、俺が出向くことはないです。
ファンには、Riderz Muzikでしっかり良いパフォーマンスを見せ続けていきたいと思う。
なんてやつだ!!と思ってもらうのも自由。
俺ももっと視野を広げる時が来たみたいやね。
白々しい人とは仕事ができないよ。
地元の兄弟、カート・キャッセリ、俺のために痛みを背負ってるヤツらがいる。
俺のことはどう思ってくれてもいいから、頼むから、今日みんなに与えることが出来た興奮は、彼らなしに実現できなかったことだけは忘れないでほしい。
KTMのスタッフの一人が言った。トップライダーには狂ってるヤツが多い。
チャンピオン。でもノーフレンド。
リザルトが全てとプレッシャーをかけられすぎて、大切なものが見えずにずっと生きてきた。10年もがいてやっと分かった単純なこと。
信頼、ナイスガイ、リスペクト。言ったことはブレずに進むということ。
これからのキッズライダーには、人間性をたたきこんで、学校やストリートの仲間からナイスガイと言われるように、間違ってることには中指を立てられる勇気、それを教えていけたらいいと思う。
甘いキャンディーを与えて虫歯にさせるよりも、苦い薬みたいな存在に、俺がなっていけばいいわけでしょ。
現代人が、戦争はいけない、命を大切にとまともな考えになったように、狂ったマインドが漂うこの世界に、次の時代を到来させよう。
新たに仲良くなったバハライダーのホメノと、死ぬ覚悟で、勝負しようぜ!!だけどレースはただのゲームだよな。そこを共有できた。
5位よりも、新しい出会いとグッドマインドを共有できたことに、一番うれしさを感じることができた。
そんな今回のエルズベルグだった。
来月はX GAME。
我が道を行く俺に、着いてきてくれるみんな。
See you soon!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おととい
06月08日
06月07日
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1 ■太一さん、
昨日のRed Bull LIVE以上に心が震えました。
応援しています!