ニュース詳細
がれき風評被害 相談窓口設置6月11日 5時0分
K10057343411_1206110525_1206110526
震災で発生したがれきを被災地以外で受け入れる広域処理を巡り、風評被害を懸念する声が自治体や住民などから出ていることを受けて、環境省は、被害に関する相談を電話で受け付ける専用の窓口を新たに設けました。
がれきの広域処理による風評被害を巡っては、試験焼却を行っている北九州市の北橋市長が今月1日、細野環境大臣と会談し、水産業や農業に関わる住民の懸念を伝えるなど受け入れを検討する自治体から国の対応を求める要望が出されています。
これを受けて環境省は、11日から被害に関する相談を専用の電話窓口で受け付けることになりました。
窓口では、風評被害自体を未然に防ぐため、広域処理を担当する職員ががれきの安全性について分かりやすく説明することにしています。
それでも実際に被害が生じた場合には、関係する自治体と情報を共有して被害の状況を確認し、対応策を検討するということです。
相談を受け付ける環境省の専用の電話番号は03-5610-5961で、受付時間は平日の午前9時半から午後6時15分までとなっています。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|