私たちの未来を考える
ロシア、ドイツなど海外で科学者として活躍している
五井野正博士
をメインスピーカーとして特別講演会が開催されます。
ナノテクノロジーと、日本の将来のことについて、メディアには出ない真実を、とても分かりやすく語ります。
第一部は「カーボンナノホーン」がつくる未来世界をテーマにした講演です。
五井野博士が取締役を務めている株式会社環境エネルギーナノ技術研究所が、世界で初めて「カーボンナノホーン」という新素材を大量に製造することに成功しました。
「カーボンナノホーン」とは、 経済産業省「技術戦略マップ2010」にて、ナノテクノロジー分野「ナノマテリアル」のうちの重要技術に位置づけられている「ナノカーボン」の一つです。
「カーボンナノホーン」って何に役立つの??
これは、私たちの暮らしを一変させるほどの技術的価値があるものです。
実は、「カーボンナノホーン」はその特異な性質のため、様々な用途に使用できるのです。
その一部を例示します。
【宇宙エレベータ】
先日、地球から宇宙までつながる「宇宙エレベーター」というのが報道されました。
これには、高強度な素材が必要です。その素材として使用できるのが「カーボンナノホーン」です。
報道では、「カーボンナノチューブ」という素材が紹介されましたが、「カーボンナノホーン」はそれを品質面で凌駕する性質を持っています。
【ドラッグデリバリーシステム】
医療の分野でも活躍します。
患者の体内の患部に、抗がん剤などを正確に運んでいく「ドラッグデリバリーシステム」という用途があるのです。
「ドラッグデリバリーシステム」とは「カーボンナノホーン」には超微細な穴が開いているので、そこに薬剤を入れて、コントロールする装置で患部へと運ぶ画期的な治療方法が可能です。
【航空機が透明になる!】
「カーボンナノホーン」を航空機の機体に使用すれば、スイッチ一つで機体を透明にすることができるようになります。
機体全体が透明になると、夜間飛行で星空がくっきり見えるというすばらしい体験をすることができます。
【放射線防護服】
従来の放射線防護服は、鉛やタングステンといった素材が使われており、服がとても重くなってしまいます。
「カーボンナノホーン」を使用した繊維を使用すれば、まるでユニクロのヒートテックのように薄く軽い服で、放射線を防護することができるのです。
なお、第一部では、名古屋工業大学の林准教授による講演も含まれています。
第二部は、首都圏直下型地震や原発の行方などに関する講演です。
五井野博士は、チェルノブイリの原発事故発生の頃から、原発問題について研究を深めてきました。
また、現在とても懸念されている首都圏直下型地震について、メディアでは報道されてない科学的根拠に基づいた真実を語ります。
日本を襲う震災に対して、私たちはどんな準備をすればいいのか、しっかりとした知識を得ることができます。
第一部、第二部、それぞれA席、B席、C席のチケットを準備しております。
五井野正博士講演会
『ナノテクと日本の未来と対策』
日時:4月30日(月)(振替休日)
会場:中野サンプラザホール
第1部:球状ナノホーンが作り出す未来世界
12:30〜14:30
A席:5,000円 B席:3,000円 C席:2,000円
(学生:各半額)
第2部:福島原発事故の現状と首都直下型地震
富士山噴火による日本の未来と対策
15:00〜17:00
A席:5,000円 B席:3,000円 C席:2,000円
(学生:各半額)
お申し込みは下記入力フォームへご入力をお願いします。
講演会は終了しました。
ありがとうございました!