16 おっぱいを独占するためには
~ なのは side ~
数日前
「うぅ・・・」
「なのは、大丈夫?」
ユーノ君・・・そうだ、私、黄色い子に落とされたんだ・・・
「名前、聞けなかったな・・・」
「なのは・・・」
「もっと、強くならなきゃね・・・」
目標ができた
あの寂しそうな目をした子と、友達になるの!
その前に、友達に話さなくっちゃ
「私の話、私の秘密、聞いて欲しいの」
~ キャロ side ~
金曜日の夜
「あの子に関わらないでもらおうか」
仮面をつけた変態に襲われてます
猫釣り成功といったところか
夜に一人で散歩してただけだがな!
「アリアか? いや、ここまで近寄るってことはロッテか?」
「!?」
「ほぅ、図星か、(シュン)ぬ、バインドか」
すごいな、感知範囲外から一瞬でバインドを張れるとは
「まぁ無駄だがな(バキン!)」
『な!?』
超力技です、ありがとうございます
力技だけでほとんどのバインド抜ける自信はあるけどな!
「帰ってロリコン野郎に伝えろ、お前のやろうとしていることは全てわかっている、そのことで主ハヤテは話し合いがしたいといっている、日時は3日後主ハヤテの家に来い」
そこまで言って、延髄あたりから衝撃がきた
ぬぅ、ロッテが蹴ったのか?
まぁ、そんな攻撃でヴォルテール並の防御力を誇る我を倒そうなど笑止!
少女を気絶させる程度の威力では、小動もせんわ!
・・・反応できなかったな、鍛えなおさねば
「痛いではないか」
だが、蹴った足を掴んだ
「グ、離せ!」
「こない場合はすでに待機している管理局員が、貴様のやろうとしたことを全世界に報告する、ついでに汚職局員も全てだ」
青逆毛様々である、本人は味方を増やすまでは申告できなかったらしいが、まぁそんな事どうでもいい
「2度は言わん、さっさとペド野郎に伝えてこい」
「・・・分かった」
結界が消え、猫共も帰ったようだ
懸念事項の1つは片付いたな、あとは旅館でジュエルシードを回収、あの人に頼んでおいた物もあいつらの持っているであろうアレと交換するとして
(pi)
「おい、隠れてないで出てこい」
「フン、俺のハヤテに近づきやがって! ハヤテも迷惑してるだろうが!」
まぁ図書館へ行くときは、絶対に付いて行くからな
接近してきた転生者は、O・HA・NA・SHIしてあげたらすんなり引いてくれたが
「いつもハヤテに付き纏いやがって! このストーカーめ、俺がぶっ殺してやる!」
言いたい放題喚きながら、ストーカーが襲いかかってきた
獲物は・・・ボールペン?
投擲されたそれを掴みとった
「ぬ? 包丁?」
幻術系の能力者か、一般人だったら怪我じゃすまんぞ
包丁、台所以外で使うなよな、銃刀法違反追加っと
「おいおい、一般人に外で包丁振り回したらダメだろう、常識的に考えて」
見た目はボールペン振り回してるように見えるがな
「避けるな、クソ! 俺のハヤテにベタベタ触りやがって、死ねよ!」
我から触れているのではないのだがな
だが、あえて訂正させてもらおう
(pi)
「違うな、お前は間違っている」
「あんだと!」
「ハヤテのおっぱいは、我の物だ!」
話し合いという肉体言語でもって、納得してもらった
警察と救急車も呼んでおいたから大丈夫だろう
「いや~、すごい手際だね」
「ぬ? 望月警部か、さすがは海鳴の警察は早いな」
「手はずはいつも道理でいいかい?」
「あぁ、頼む、骨は肩と膝の4箇所外してある、外傷はない、多分」
ポケットからテープレコーダーを渡すのも忘れない
「最近は物騒になったものだ」
「そうですね~、シーさん達が居てくれて助かってますよ、こいつら相手にしてると、弾の補充がおっつかなくって」
夜警している人はこの街に結構居たりする
戦闘民族しかり、なんちゃら荘の人外どもしかり
理解のある転生者どもも、かわいそうな見た目のあいつをリーダに、傍観派で戦闘力のあるやつだけで固まって見回りしてもらっている
まったく海鳴市は魔窟だぜ!
「ただいま~」
「あ、シーちゃんおかえり~、ご飯にする? お風呂にする? それとも、あ・た・し?」
「じゃあ、ハヤテをいただこうかな」
「え? ・・・そこは突っ込むとこやろ! もう///」
あぁ、やはりいいな、これは
リビングに向かうハヤテをそっと後ろから抱きついた
「シ、シーちゃん?///」
「フフフ、何でもない、ハヤテは暖かいな~・・・(ボソ)
さて、明日は温泉旅行だ、早く食べて寝よう」
「そやね、フフフ、楽しみやわ~」
「そうだな、末っ子の友人も来るらしいから、バスで行くみたいだ、明日の朝に末っ子の家に来るから早起きしないとな~・・・」
「大丈夫や! どんな手段を使ってでも起こしたるで~!」
・・・不安になってきた
後日、警察署にて、逮捕しているかなりの数が転生者である事が判明
黄色い病院の診断では、情緒不安定で、人をモブと言う人が複数いると結果が出た
危険物に触りたがるため、数年は更生施設での暮らしを余儀なくされるだろう
報告書著者:望月
守護龍少女キャロ、暗躍始まります?
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