明日、「特別委」でNHKテレビ中継の入る対総理質問に立ちます!
「社会保障と税一体改革」特別委員会の理事会対応に追われてきましたが、先週金曜日の特別委員会理事会で、急きょ明日月曜日、午前10時から午後5時20分まで、NHKテレビ中継を入れて、特別委員会で総理出席の集中質疑を行うことになりました。
そして、その質問に私が立つことになり、帰阪せず質問準備をしています。明日6月11日、月曜日の私の質問予定時刻は午後3時30分から4時10分まで40分間です。どうぞ見て下さいね。
さて、この間お知らせをしてきた文部科学委員会、無許可ダウンロードに「2年以下の懲役、200万円以下の罰金」という刑事罰を付ける自公修正案の提出が狙われている「著作権法改正案」ですが、民主党による本会議や委員会の職権開会など、この間の国会の不正常化で幸い止まっていました。
ところが防衛・国交問責2大臣の交代と内閣改造の実施によって、正常化し、6月8日(金)に委員会を開き、大臣の「補充説明」というものが行われました。つまり、先に行われた委員長職権で開催された委員会での法案趣旨説明は、自民党が出席していなかったので、もう一度自民党も揃って趣旨説明を聴いたということです。
引き続く委員会の開催と質疑日程については、まだ決まっていません。「社会保障と税一体改革特別委員会」を優先するという仕切りになっています。しかし、私は6月8日の委員会前に開かれた理事会でも、修正案が出るのなら、冒頭で提出し、審議すべきこと。
国民に刑事罰を押し付けるような修正案を提出するなら、反対している日弁連やインターネットユーザー協会、推進している日本レコード協会やジャスラックなどを参考人招致して、徹底的に慎重審議を尽くすべきだと主張しました。
前日の理事懇の場では、弁護士でもある公明党の富田委員からも、罰則化をやるのなら参考人質疑が必要ではとの意見が出されていることが公明党の理事から伝えられました。ところが、8日の理事会では自民党から、「質疑終局後に修正案の提案、採決」という審議日程が提案され、私の反対を押し切って、民自公で決めてしまいました。
審議日程すら決まってもいないのに、「刑事罰化を導入する修正案に対する質疑だけはさせない」ということを、先にさっさと決めてしまうなどというのは言語道断です。衆議院文部科学委員会での審議がなければ、残念ながら参議院文教委員会にはわが党議員はいないのです。これほど理不尽なことはありません。
こうなれば仕方がありません。私の持ち時間は30分が予定されています。後から皆さんが議事録を読めば分かるように、わが党の態度をはっきりと国民に示す論戦を行いたいと考えています。どうぞ、引き続き各党・各会派への働きかけをお願いいたします。
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