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首相“国民生活守る視点で判断”
6月10日 18時55分

首相“国民生活守る視点で判断”
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野田総理大臣は、東京都内で講演し、関西電力大飯原子力発電所の運転再開について「国民生活を守るという視点から判断した。精神論だけでやっていけることではない」と述べ、理解を求めました。

大飯原発を巡って、野田総理大臣は、8日、記者会見し、国論が二分されるなかで、運転再開の方針を表明しました。
これに関連して、野田総理大臣は講演で「電力需給の問題に加えて、エネルギー安全保障という観点もある。万が一、ブラックアウトが起きるようなことがあれば大変な悪影響が出る。国民生活や経済への影響を考えて、国民生活を守るという視点から判断した。精神論だけでやっていけることではない」と述べ、理解を求めました。
そのうえで、野田総理大臣は「原発事故の記憶が残っているなかで、国民は複雑な思いを持っているとは思うが、私は私の責任で判断をさせていただいた。福井県で所要の手続きが進められることを強く期待したい」と述べ、運転再開への福井県の同意が得られることに期待を示しました。

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