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仕組み債購入で横浜スタジアム、資産運用で12億円の評価損/神奈川

2012年4月24日

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 プロ野球・横浜DeNAベイスターズの本拠地の球場を管理運営する「横浜スタジアム」(横浜市中区)が、昨年1月時点でリスクのある金融商品「仕組み債」を少なくとも50億円以上保有し、12億円の評価損を抱えていることが23日、明らかになった。横浜市が市会常任委員会で報告した。大株主の市は同社に対し保有する債券や時価など詳細な開示を求めているが、スタジアム側は「有価証券報告書で情報を開示しており、それ以上は必要ない」と拒否している。

 市が作成した資料では、スタジアムは昨年1月に仕組み債など約70億円を含む投資有価証券を約107億円保有。時価は95億円で12億円の評価損となっている。スタジアム側は「投資有価証券の保有額は約100億円で時価は約88億円。仕組み債の保有期間は20~30年だが元本は保証されており、会計上は問題ない」と説明している。

 市は欧州金融危機の影響を踏まえ、昨年末から出資比率が25%以上の40外郭団体と、関連する46団体を対象に投資有価証券の調査を実施した。

 市によると、昨年3月時点では、外郭団体について8団体が簿価で80億円保有し、時価は62億円と約18億円の評価損となっている。スタジアムを含む関係3団体は74億円を保有し、時価は61億円。いずれも10~30年運用する債券で、当初金利は2・5~12%と高い。大半は満期に元本が保証されるという。市はことし3月末に新たな仕組み債の購入を禁止するよう指導している。

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