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長屋王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/05 13:57 UTC 版)
血縁
長屋王の子孫
後裔氏族に高階氏がある。高階氏は天武系では、伯父の舎人親王系の清原氏と共に長く血統が続いた数少ない後裔氏族でもあった。
長屋王が登場する作品
小説
漫画
- 里中満智子『天上の虹』 - 幼少時に捕まえた大きな蛙を義母で、叔母でもある但馬皇女に悪戯で投げつける場面などがある。
- 里中満智子『長屋王残照記』 - 父親の高市皇子に容姿が似ている。後に陥れられる藤原四兄弟の内、房前・宇合とは親友の設定となっていた。
宝塚歌劇
- ^ 「兵防令」差兵条では20名以上の兵士を動員する際には、天皇の契勅が必要とされており、長屋王邸を包囲するための兵力を動員するためには、事前に聖武天皇の許可を得て行ったことになる。
- ^ 「獄令」決大辟条には、皇親及び貴族には死罪の代替として自尽が認められる(ただし、悪逆以上の大罪にはこれを認めない)という規定がある。従って、長屋王の自殺が自らの決断したものなのか、死罪の代替として宇合らに強要されたものなのかは不明である。
- ^ 反対にもう一人の妃で四兄弟の姉妹であった藤原長娥子や彼女の生んだ安宿王らには全く咎めはなかったのである。
- ^ それを明言した同時代史料はないが、同年10月20日に長屋王の遺児・安宿王、黄文王らに不定期の叙位があったのはその傍証とされる。
- ^ 青木和夫『日本の歴史 3 奈良の都』、中公文庫、1973年、286頁
- ^ ただし、この邸宅について本来は吉備内親王及びその姉の氷高内親王(元正天皇)の邸宅であり、氷高の即位及び吉備と長屋王の婚姻によって長屋王も居住するようになった「吉備内親王邸」であるとする森田悌及び作家の永井路子による異説もある。
- ^ アサヒグラフ編 『古代史発掘 新遺跡カタログ ’88~’90 VOL.3』 朝日新聞社 1991年 p.65
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