暴言禍マートンを和田監督が事情聴取

 9日のオリックス戦の敗戦後に、記者の質問に対し、「俺は能見さんが嫌いだから、オリックスに点をあげたんだ」と暴言を吐いた阪神のマット・マートン外野手が10日、甲子園でソフトバンク戦の試合前に和田監督と話し合った。

 チーム練習が始まっても監督とマートンの姿はグラウンドになく、2人が出てきたのは約1時間後。和田監督は「話はした。(発言について)マートンに聴いたら、もちろん本意ではないと言った」と語った。

 一方のマートンはグラウンドに足を踏み入れる際に、努めて明るい表情で報道陣に向かって「オハヨー」と日本語であいさつ。打撃練習や走塁練習をこなし、「ダイジョウブ」とやはり日本語で言葉を残しながらロッカールームへ引き揚げた。

(2012年6月10日)

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