2012-05-06

■長編「怪獣」映画　ウルトラマン

最強のウルトラマン・ムービーシリーズ Vol.1 長篇怪獣映画ウルトラマン [DVD]

出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
発売日: 2006/09/13
メディア: DVD
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ずっと前に録画していてそのままになっていた、この映画を先日観た。元々はTV版を再編集したものだと言うことだけど、確かに微妙に繋ぎがおかしいので、事前知識が全くなかった私も、そうなんだろうなと思いながら観てた。

この映画を観てて思ったのは、ウルトラマン自体が全然活躍しない、ということ。場合によっては、科学特捜隊で怪獣を倒しちゃってウルトラマン自体が出てこないパターンさえあって、そういう今の様式化したウルトラマンシリーズでは正直考えにくいエピソードについては、未分化ならではだなあ、と感じた。基本的にはスーパーヒーローには頼らずに怪獣も自分たちで何とかするという姿勢は、時代的なものもあるのだろうけど、今観ると逆に新鮮。今はそれからみるとスーパーヒーロー頼りすぎ。もうちょっと自分たちで頑張って欲しい。

また、ラストシーンでウルトラマンが怪獣を倒して、「ジュワッチ」と共に空に消えて終わり、なのだが、余韻ともいうべきラストシーンが何もなく、これはかなり意外に感じた。というのももうそうした様式に私がなれちゃっているからなんだろうし、今こんなエピソードを作ったら、非難轟々なのではないか、と思う。

部位破壊とか、モンハンを思い出すシーンも無いわけじゃなかったが、これはむしろ逆だよね（笑）。モンハンを作った人は特撮が好きだったのだろうなあ。

当然といえば当然だが、ウルトラマンが出ている時間は殆どなく、メインは勿論怪獣で、なので、「長編怪獣映画」、なのだろう。

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なみえ 2012/05/31 18:49 ごめん、あっちは黙って消える