皆さまへ
たくさんのメールありがとうございます
一つ一つのメールにお返事が出せないことを
お許しください
メディアの皆さま、
たくさんの方からオファーをいただきましたが
私は一切、メディアに出る気持ちがありません
以前からブログに書いていますが、
私はこれから先も一切表には出ず
家庭の中で夫を支えて行こうと思っています
それに、結婚の時に実家両親に、
結婚の条件として絶対にメディアに
出ないことを約束しています
ですので、私がそれを破れば双方の家の間に
トラブルが生じます
仲良く平和に楽しく自然に暮らしたいと
思っております
東京のTとAの放送局の方、
女性週刊誌の記者の方
スポーツ新聞、その他雑誌社の方
せっかくご連絡いただきましたのに
ご期待にそえなくてすみません
また、岡山の両親のところにも
時々メディアの方がいらっしゃることを
聞きました
その他私が時々食事に行くお店にも
いらっしゃったそうです
お仕事ですので取材はご自由ですが
実家の両親と私の今の環境は関係がありません
何もお答えできないと思います
どうかご了承ください 
ネットで私の写真や情報が流れているのを見て
かなりびっくりしています
夫や夫のファンの皆様には失礼かもしれませんが
私、自分の夫がこんなに有名な人だとは
思っていなかったのです
ごめんなさい
それと自分がプロサーファーと書かれて
ちょっと嫌かなって思いました
私はもうサーフィンはやめてしまいました
サーフィンまでやってる時間がないというのが現状で。。。。
結婚する前までは、
家事とサーフィンの両立を信じていましたが
大きな間違いでした
近頃、サーフィン関係ではない方も
私のブログを読んでくださっています
なので「プロサーファー」についてお話します
私はブログの中で「スポンサーさん」という
言葉をよく使います
これは物品を提供してくださる
「サプライヤー」さんのことです
よほどのことがない限り
お給料がいただけたりすることはありません
アマチュアでも上の方にいる人は
ほとんど「スポンサーさん」をもっていて
物品の提供を受けていますので
プロとなんら変わることはありません
では、プロとアマチュアの違いって何
・・・って思われませんか
違いは一つです
プロ資格を持っているかいないか。。だけです
じゃあ、プロ資格って何かって言いますと
日本プロサーフィン連盟(JPSA)
という団体が年回に3~4回行っている
「プロトライアル」というテストを受けます
学科テストなどはなく、単に試合をするだけです
学科テストなどはなく、単に試合をするだけです
これを受けるには
JPSAの「アマチュア登録」が必要です
プロの組織になぜ「アマチュア登録」するのか
私にもわかりません
登録料は2万円くらい
試合のエントリーも2万円です
トライアルを勝ち上がると本戦
(プロのみの試合)に出られます
本選を2回か3回(カテゴリーに依ります)
勝ち上がるとプロ資格がもらえます
女子ロングの場合はけっこう簡単でした
女子ロングの場合はけっこう簡単でした
この時点でプロ登録料3万円と
プロとアマの試合料金の差額、5千円も徴収されます
だからいつもお金ありません
お金がかかるこの資格は
日本固有のもので世界では通用しません
最近の若い子たちは
日本のプロにはこだわっていませんね
世界を狙うのに日本のプロ資格は意味ないし
プロと言うだけで出られる試合の数が
極端に少なくなるので、いつでも
プロになれる子がアマチュアのまま居るんです
プロ資格は永久資格です
年間の会費さえ払っていれば
死ぬまでプロでいられます
老人になって歩くことさえおぼつかなくても
会費を払えばレプロはプロのままでいられます
私はそんなことは
まったく意味のないことだと思っていました
ですから一度、脱退した事があります
しかし山本家の方針として
「プロの永久資格を持っていましょう!」って
決められました
これには父が呆れて
「くだらん、お前にはプライドがないのか!」
って。。。。
怒っていたそうです
ある女性タレントさんの旦那さまで
過去に(最近も)ドラッグで逮捕された
「元プロサーファー」って方
この方は、
本当にプロサーファーだったのです
90年代に登録していて
実際にプロとして試合にも出ておられました
年会費を払っていないと
自然に脱退扱いになりますので
きっとそうだったのでしょう
ところが、あの事件の時
連盟側が「在籍した形跡がない」って
コメントしました
私はそれを聞いて「ええぇー!!」って
連盟の対応に疑問を持ちました
お話はもどります
プロのメリットって何があるのかと言えば
お店をされていたり
サーフィンレッスンをされている方には
「プロ」ということは付加価値として輝きます
しかし、私達には・・・少なくとも私は
プロのメリットを感じたことはありません
海岸で皆さんがお声をかけて下さること
以外のメリットは無いような気がします
試合は年に4~5回しかありません
それ以外は皆さん普通にお仕事しています
当然プロですから優勝したら賞金がもらえます
女子ロングの場合、優勝賞金は8万円です
2位が5万円、3位は3万円。。。だったと思います
ご存知かと思いますが私は初年度、
ご存知かと思いますが私は初年度、
たった12人しかプロのいない中で
たまたま一番になり、それが
初代グランドチャンピオン
という内容とは釣り合わない称号をいただきました
当然その年は、「賞金王」でした
で、で、で、その賞金総額が42万円です
マックでアルバイトしてた同級生の方が
グランドチャンピオンよりお給料良かったです
グランドチャンピオンよりお給料良かったです
JPSAは国内のプロツアーを
海外ですることがあります
なぜ国内ツアーを海外でするのか不思議なんですが
渡航費用やその他の経費で15万円以上かかります
もし仮に優勝できたとして
優勝賞金が8万円で経費15万円。。。。?
引き算ができる人は変だと思うでしょうが
私は引き算が苦手なので。。。。
父はJPSAの海外戦を
「修学旅行」と揶揄して笑っていました
プロと言ってもサーフィンだけを
なりわいにしている人はほとんどいません
プロサーファーの資格を持っている人
日本に500人以上いると思いますが
一般の方の解釈の中にいる
「プロサーファー」は数人です
「プロサーファー」は数人です
プロの方のほとんどは正業を持っています
会社員であったり、飲食店で働いたり
つまり、一般の皆さんと変わりません
だから「プロの試合」と言っても
ほとんど方がお仕事を持っておられるので
試合は週末のみです
波があろうが無かろうが、決行しちゃいます
仕方のないことですが
それが試合のレベルの低下を招いています
なので観客もほとんどいません
選手の数の方が多く、会場は
選手と身内で盛り上がっています
こんな私達をネット上やメディアの上では
選手と身内で盛り上がっています
こんな私達をネット上やメディアの上では
「プロサーファー」と
一般人ではないように書かれます
一般人ではないように書かれます
ちょっとサーフィンが得意なだけだったんですが
仕方ないと思います
否定的なことばかり書きました
実感として私はプロになって良かったって
思ったことありませんし
「プロサーファー」として
実名や写真が公表されたことで
プロサーファーであることを少々悔いています
「プロサーファー」として
実名や写真が公表されたことで
プロサーファーであることを少々悔いています
これがプロサーファーです