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“原発再稼働 総理が呼びかけを”6月5日 16時43分
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関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、地元・福井県おおい町の時岡忍町長は、政府の説明が現状では不足しているという考えを示し、「野田総理大臣が国民への呼びかけの会見をするべきだと思う」と述べました。
大飯原発の2基の運転再開を巡って、細野原発事故担当大臣と4日、会談した福井県の西川知事は、野田総理大臣が運転再開の必要性について、直接、国民に訴えて理解を得るべきだという考えを強調しました。
これについて、おおい町の時岡町長は5日、「総理が国民に対して原子力の位置づけをはっきり示すべきだ。福井県やおおい町が、関西をはじめとした国民全体に理解をしてほしいといっても無理だと思う」と述べました。
また、藤村官房長官が、5日の会見で、野田総理大臣は国民に対してすでに何度も訴えており、十分な説明を続けているという認識を示したことについて、時岡町長は、政府の説明が現状では不足しているという考えを示し、「野田総理大臣が国民への呼びかけの会見をするべきだと思う」と述べました。
一方、時岡町長は運転再開の是非について、福井県の専門家の委員会の検証結果を踏まえ判断する考えを改めて示しました。
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