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入居障害者の預金着服容疑で元副理事長逮捕、女性利用者の退去時残高は927円

2012年2月19日

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 矢ケ部容疑者は神奈川新聞社の取材に、利用者の現金を引き出し、使ったこと自体は認めていた。「2人から計1千万円を借りた。1人は重度の知的障害者の方。本人の了解をもらい、一緒に銀行まで行って下ろした。何とかグループホームを維持しようと思い、お金は運営のために間違いなく使った」という。

 一方、県の調査で口座から引き出されたことが判明している男性利用者2人のほかにも、被害を訴える人がいる。20代の女性利用者が施設を退去した際、預金口座には金はほとんど残っていなかったという。

 2005年3月から08年9月まで入居し、アルバイトや生活保護による収入は600万円余。だが、退去時に返された預金通帳の残高は927円だった。

 女性の母親は「『いつでもどうぞ』と言いながら、出納帳などは見せてもらえなかった。ようやく出てきたのは、ばらばらになったレシートや領収書。副理事長の立場にあった人が考えられない」と憤る。

 県警などによると、同容疑者はグループホームの実質的な経営者で、1人で金銭管理を担い、すべての利用者の預金通帳やキャッシュカードを預かっていたという。県警は私的流用があったとみて調べている。

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