別の預金横領容疑で、横浜のグループホームの元副理事長を再逮捕/神奈川

2012年3月8日

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　横浜市泉区のＮＰＯ法人「障害者フルライフサポート・ユーリカ」が運営するグループホームの入居者の預金が引き出された事件で、県警捜査２課と泉署などは８日、業務上横領の疑いで、元副理事長の女（60）＝同市戸塚区原宿１丁目＝を再逮捕した。

　再逮捕容疑は、重度の知的障害がある50代の無職男性から預金通帳などを預かり、２００６年５月23日から同８月４日までの間、男性名義の口座から13回にわたり計６１０万円を引き出し、着服した、としている。同課によると、同容疑者は「現金を引き出し、使ったことは間違いない」と供述している。

　県警によると、男性は06年５月に入居。同容疑者は入居直後から男性の預金を引き出していた。男性は11年３月まで入居しており、逮捕容疑の06年８月以降も現金が引き出されていた形跡があるという。同容疑者は２月18日、重度の知的障害のある60代の男性の口座から計５３０万円を引き出し、着服したとして同容疑で逮捕された。県警によると、５３０万円の使い道について、同容疑者は「グループホームの改装費や人件費に使った」と供述しているという。

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