6月9日のながさきニュース
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長崎新聞
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大浦天主堂など世界遺産推薦
知事や県内の5市2町の首長でつくる県世界遺産登録推進会議が8日、長崎市内のホテルであり、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の県内12の構成資産に、熊本県天草市の「天草の崎津集落」を加えた計13件とする推薦書原案を正式決定した。近く国に提出する。
同集落には、潜伏キリシタンによる信仰を物語る崎津諏訪神社などがあることから、「長崎の教会群−」の普遍的価値を裏付ける資産として新たに追加した。正式決定した推薦書原案では「長崎の教会群−」について、キリスト教が日本に伝来し、浸透してから弾圧、復活に至るまでの歴史を物語る貴重な資産と位置付けている。
推薦書原案は、今年夏に開かれる国の文化審議会で審議される予定。その結果を基に、文化庁が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する遺産を決定する。県などは、信徒発見から150年を迎える2015年度までの登録を目指している。
中村法道知事は「(登録への)準備作業を進めてきたが、これからは次のステップに移ることになる。幅広く情報を県民に周知し、雰囲気を盛り上げて前進ししたい」と決意を語った。
【編注】崎津の崎は、大が立の下の横棒なし
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