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ネットバンク口座 不正開設の疑い6月7日 4時0分
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架空の名前を使って、インターネットバンクの口座を開設し、現金を出し入れするためのカードをだまし取ったとして、42歳の男ら2人が詐欺の疑いで逮捕されました。
警視庁は、男らが合わせておよそ30の口座を不正に開設し、一部は振り込め詐欺などに使われていたとみて、実態の解明を進めています。
逮捕されたのは、東京・中野区の職業不詳遠山忠秀容疑者(42)ら、男女2人です。
警視庁の調べによりますと、遠山容疑者らは、架空の名義を使って偽造した健康保険証の写しを都内の銀行に送って、インターネットバンクの口座開設を申し込み、現金を出し入れするためのデビットカードをだまし取ったとして、詐欺の疑いがもたれています。
警視庁によりますと、遠山容疑者は、都内の空き家を自宅と偽って銀行からカードを送らせ、不在通知を郵便受けから抜き取ると郵便局には「勤務先に送ってほしい」と連絡して、レンタルオフィスに転送させていたということです。
遠山容疑者らが開設した口座の一部は、振り込め詐欺などに使われていたということで、警視庁は、同じ手口で合わせておよそ30の口座を開設し、詐欺グループに提供していた疑いもあるとみて、実態の解明を進めています。
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