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2012年6月9日(土) | 土浦一高名簿悪用か 卒業生に詐欺電話集中
| 県南地域で、県立土浦一高の卒業生名簿を悪用したとみられる電話が相次いでいる。息子を装い、金の振り込みを求める「おれおれ詐欺」の手口で、いずれも同校卒業生宅に電話があった。県警捜査2課は、同種の電話が8日まで12日間で、少なくとも13件あったとみている。このうち詐欺の被害が1件確認されており、注意を呼び掛けている。
同課によると、電話があったのは同校の1986〜91年度の卒業生宅で、各年度の卒業生名簿を基にしたとみられる。電話の相手は息子を名乗り、「風邪をひいて喉が腫れた」とし、「携帯電話の番号が変わった」「女性を妊娠させ、慰謝料が必要」などと、金の振り込みを求める手口が目立つという。
このうち、同校卒の長男(44)を持つ土浦市の無職女性(76)が4日までに、長男を名乗る男からの電話の求めに応じ、10回にわたって計950万円を振り込む詐欺の被害に遭った。
同課は「『携帯電話の番号が変わった』『風邪をひいた』という電話は振り込め詐欺のサイン。このような電話があったら、まずは本人(息子)に確認を取るか、家族や警察に相談してほしい」としている。
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