［東京　２３日　ロイター］　大成建設(1801.T: 株価, ニュース, レポート)が小じっかり。２３日付日経新聞朝刊で同社が中東など新興国を中心とする海外工事分野で米建設・エンジニアリング大手のベクテル社と包括提携したと報道され、材料となっている。

　同紙によると、資材などの調達網を相互に活用して採算管理を徹底しながら大型受注を目指す。両社は１９８０年代後半から国内外の事業で協力関係にあり、都市開発や交通網などインフラ整備が加速する中東などの成長市場を開拓する。大成建設は連結売上高に占める海外売上高の比率が１２．６％で、鹿島(1812.T: 株価, ニュース, レポート)の１８．５％と比べ低い。今期はベクテルとの提携などをテコに海外売上高（単独ベース）を前期比４割増の２３３０億円に引き上げると報道では伝えている。　

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