キム・ヨナ選手の教育実習を批判した大学教授が告訴される
フジテレビ系(FNN) 6月8日(金)19時32分配信
女子フィギュアのキム・ヨナ選手(21)が、教育実習をめぐる大学教授の発言で、渦中の人となっている。延世(ヨンセ)大学のファン・サンミン教授は、5月22日の韓国のラジオ番組で「教育実習を誠実に行っていない。ショーをしたというのが正確な表現です」と話した。
批判されたのは、バンクーバーオリンピック・金メダリストのキム・ヨナ選手。
キム・ヨナ選手の教育実習について、「誠実に行っていない」と指摘した教授の発言に、キム・ヨナ選手サイドが反発し、名誉毀損(きそん)で告訴した。
これが、韓国メディアを揺るがす大騒動に発展した。
キム・ヨナ選手側の弁護士は「明白な名誉毀損だと判断したので、告訴することにしました」と述べた。
5月にソウル市内の高校で行われたキム・ヨナ選手による教育実習。
この2週間後、延世大学のファン・サンミン教授が、ラジオ番組の中で「キム・ヨナは教育実習を真面目にしていない。あれは、ショーと表現するのが正確」などと批判した。
これを聞いたキム・ヨナ選手側が、名誉毀損だとして告訴し、謝罪を求める事態となった。
告訴されたファン教授は、FNNの取材に対し、「ラジオでの発言は、韓国の大学のあり方に対する批判だった。わたしを告訴したことはコメディーだ」などと主張した。
「同じ番組の中で、謝罪は済ませている」と話している。
最終更新:6月8日(金)19時32分