広島市で、無職の男が同じアパートに住む男性を刺した疑いで逮捕されました。男は「近所のトラブルで口論になった」と供述しています。
逮捕された広島市南区の無職・石井二三夫容疑者(69)は、9日午前6時15分ごろ、自宅から包丁を持ち出し、近所の路上で男性の胸など数カ所を刺した疑いです。刺された男性は同じアパートに住む無職の西山国雄さん(70)で、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察の調べに対し、石井容疑者は「上の階に住む西山さんの家の物音がうるさかった。口論になり、刺した」と容疑を認めているということです。2人はどちらも一人暮らしで、近所の人にもめている姿がたびたび目撃されているということです。警察では、殺人事件として捜査しています。