EOS Kiss X50|特長
高性能
一眼レフの表現力を動画で。ハイビジョン「EOSムービー」。
背景ボケ、高感度、多彩なレンズ表現。気軽に楽しめる動画撮影機能。
ハイビジョン(1280×720画素)の美しい画質で動画撮影が楽しめるEOS Kiss X50の「EOSムービー」。一眼レフカメラならではの背景ボケ、高感度撮影も思いのまま。もちろん60種を越えるレンズ交換が可能なので、マクロ、広角、超望遠など多彩なレンズ表現が楽しめます。動画撮影は、モードダイヤルを動画撮影モード〈
〉に合わせ、〈
〉ボタンを押すだけでスタートできます。
[記録画質とフレームレート]
記録画質 | 記録画素数 (約・万画素) |
フレームレート(fps) |
---|---|---|
HD | 1280x720 | 30/25 |
- 30P:29.97fps、25P:25.00fps
カメラで、不要なシーンをカット。簡易的な動画編集。
撮影した動画を、前後約1秒単位で削除できる動画前後カット機能を搭載。パソコンに取り込む前の簡易的な編集に便利です。編集した動画は、上書き保存・新規保存が選べます。
より快適な動画撮影のために、おすすめしたいこと。
◎動画の撮影はSDスピードクラス6以上の大容量カードで。
高画質な動画撮影を存分にお楽しみいただくには、大容量データをスムーズに書き込めるSDスピードクラス6以上の大容量カードの使用がおすすめです。カードの書き込み速度が遅いと、カメラの内蔵メモリーを消費してしまうため、自動的に動画撮影が終了することがあります。
また、動画撮影開始からのファイルサイズが4GBに達すると動画撮影が自動的に終了します。〈〉ボタンを押すと動画撮影を再開します(新規ファイルとして記録されます)。
◎ピント合わせは、動画撮影の前に。
動画撮影のオートフォーカスは通常撮影よりピント合わせに時間がかかるため、動画撮影を開始する前にピントを合わせておくと、よりクリアな映像を簡単に得ることができます※。
- ※動画撮影中にオートフォーカスを行うと、カメラの操作音や駆動音が録音されてしまうことがあります。また、手ブレ補正機構が不要な場合は、機能をOFFにしてから撮影してください。音声記録が必要ない場合は、【録音:しない】を選ぶことができます。
専用ボタンを押すだけでスタート。ライブビュー撮影機能。
フェイスキャッチテクノロジーを搭載。ピントを合わせたい顔だけしっかりキレイ。
ファインダー接眼部の右下に〈
〉の専用ボタンを設置。ファインダー撮影からライブビュー撮影への切り換えもスムーズです。また、ライブビュー撮影状態で〈
〉ボタンを押せば、クイック設定状態に。さまざまな機能にアクセスでき、設定の変更も可能です。
ライブビュー撮影のAFモードは3種類。
顔優先ライブモード
人物の顔を認識して、優先的にピントを合わせるフェイスキャッチテクノロジーを活かしたモード。複数の顔を検出した場合は、一つの顔にフォーカスフレームを表示。十字キーを操作し、ピントを合わせたい顔を自由に選べます。
ライブモード
ライブビュー撮影中にオートフォーカス※しても、液晶モニターの映像が途切れないモードです。より自由なフレーミングが行えるので、ハイアングルやローアングル撮影に便利です。
クイックモード
ファインダー撮影と同じ、9点オートフォーカスを行うモード。オートフォーカス中はライブビューが一度中断し、ピントが合ったあとライブビュー映像がふたたび表示されます。すばやくオートフォーカスしたい場合に便利です。
- ※ライブモード・顔優先ライブモードは、被写体条件や使用するレンズによって「ピントが合いにくい」「ピント合わせにしばらく時間がかかる」ことがあります。
ライブビュー映像上で、設定の確認ができる。ファイナルイメージシミュレーション。
ピクチャースタイル、ホワイトバランスなど、設定した効果が確認できるのがファイナルイメージシミュレーションです。イメージした設定を確認しながら、撮影することができます。
[ファイナルイメージシミュレーションで確認できる機能]
機能 | |||
---|---|---|---|
露出 | ホワイトバランス | ||
被写界深度(絞り込みボタンON時) | ホワイトバランス補正 | ||
ピクチャースタイル | オートライティングオプティマイザ | ||
雰囲気を選んで撮影する | 周辺光量補正 | ||
明かりや状況に合わせて撮影する | 高輝度側・階調優先 |
〈ライブビュー撮影/動画撮影〉モードの温度警告マークが点滅。
ライブビュー撮影中や動画撮影中に、カメラ内部の温度が上昇し、静止画の画質が低下する可能性がある時は、白い温度警告マークが点灯。カメラを保護するための自動シャットダウンが近づくと、赤い温度警告マークが点滅表示されます。
微妙な光のニュアンスも高精度に再現。高精度iFCL測光システム※1。
上位機種にも採用。63分割デュアルレイヤー測光センサー搭載。
やわらかい光の雰囲気。木漏れ日の下の微妙な光。電球や蛍光灯の独特の光。時間や場所で大きく特性が変わる光。それぞれの光の特性を高精度に捉え、露出決定を行うiFCL測光システムを採用しました。測光は、上位機種にも採用されている63分割デュアルレイヤー測光センサーで行います。さらにAF情報※2と色情報を利用するため、より優れた精度が高く安定した測光が可能です。
- ※1 intelligent Focus Color Luminance測光
- ※2 AF測距点を自動選択に設定した時のみ、AF情報を利用します。
シーンに合わせて選べる測光モードは3種類。
評価測光
- 一般的な撮影に対応。撮影シーンに合わせて、カメラが自動で露出補正します。測光に迷ったら、このモードに。
部分測光
- 逆光シーンで、被写体が暗く写る時に。被写体のみ(ファインダー画面中央部の約9%のエリア)を測光します。
中央部重点平均測光
- ファインダーの中央部に重点を置き、画面全体を測光します。露出補正効果を反映させたい時に活躍します。
見た目の「白」を忠実に再現。ホワイトバランス。
光源を選ばず、見た目に正しい「白」を描写。
同じ「白」でも、太陽の下で見た時と蛍光灯の下で見た時では、見た目が違います。光源に左右されることなく見た目に忠実な「白」を再現するのがWBです。WBは全8種類。白熱電球の赤みや日陰の青みを強調したい時などには、光源に合わせてプリセットWB、マニュアルWBが可能。WBを応用した多彩な写真表現が楽しめます。