李仁夏師、自分史から21世紀を展望
2006年04月24日14時17分
日本キリスト教協議会(NCC)元議長の李仁夏師(在日大韓基督教会川崎教会名誉牧師)が22日、日本クリスチャンアカデミー関西セミナーハウス活動センターで新年度から始まる新企画「修学院キリスト教セミナー」に第一回目の講師として参加。20世紀を生きた自分史を通して、人権、「共生」の観点から、21世紀の未来を展望した。牧師や教員をはじめ、信徒、学生、NGOスタッフら33人が参加した。
李師は、日本の植民地支配を受け、8.15でアイデンティティの破綻を経験。そこからの脱出の生涯80年を生きた。そのきっかけは京都で出会った恩師、和田正に導かれて、聖書の語る個別と普遍の真理に触れたことだった。帰国の志が家族(日本人妻と長男の重病)によって頓挫、重工業の川崎市の南部で「在日」の苦悩に満ちた戦後を生きて47年になる。民族、国籍、宗教、性、障害に関わりはじめた地域に仕える福祉の営みは、現在スタッフ150名と共に他民族(文化)共生の街づくりへと拡がっている。
参加者らは、「平和は差別のあるところには存在しない、という発言を身近な生活の場にいかしていきたい」「学者や評論家を通じての『共生』はいろいろ語られているが、先生ご自身の歴史を通じたもので、非常に勉強になった」などと感想を語った。
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私たちは、この偉大なミステリーは、人間が、「誰かに嫁ぐ」ことが偉大な奥義と言っているのではなく、「イエス様と一体となる」のが偉大なミステリーであり、この原則によって私たちが十字架に架かったことになるのです。一体となって罪を負ってくださり、私たちはキリストと共に死んだのです。