(cache) 東電・清水前社長、「撤退」否定 国会事故調が公開聴取 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 東電・清水前社長、「撤退」否定 国会事故調が公開聴取


     国会が設置した福島第1原発事故調査委員会に参考人として出席し、発言する東京電力の清水正孝前社長=8日午後、参院議員会館

     東京電力の清水正孝前社長が8日、国会が設置した福島第1原発事故調査委員会(黒川清委員長)の参考人聴取に応じ、2号機の状況が深刻化する中、原発からの全面撤退を政府に申し出たとされる問題について「『全員』とか『撤退』とは、まったく申し上げていない」と重ねて否定した。参考人聴取は公開で行われた。

     清水氏は昨年3月14日午後から15日未明にかけての官邸側への電話連絡で「退避」という言葉を使ったことを認め「緊急時に対応する人を残すという意味だった」と説明。「状況が切迫している中でのやりとりなので、微妙な意味でニュアンスがずれたのかもしれない」と釈明した。

      【共同通信】