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高橋容疑者“約1700万円保管”
6月9日 4時2分

高橋容疑者“約1700万円保管”
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オウム真理教の高橋克也容疑者が、6年ほど前、潜伏先の川崎市内のアパートにおよそ1700万円の現金を保管していたと、菊地直子容疑者が供述していることが、捜査関係者への取材で分かりました。
警視庁は、教団から提供された多額の逃走資金を持って逃げているとみて、行方を捜査しています。

警視庁によりますと、高橋克也容疑者(54)は、菊地直子容疑者(40)が逮捕された翌日の今月4日、230万円余りの預金を川崎市内の信用金庫で引き出したあと、逃走したとみられています。
高橋容疑者は以前、川崎市内のアパートに潜伏していましたが、6年ほど前まで一緒に住んでいた菊地容疑者が、「当時、アパートにおよそ1700万円の現金を保管していた」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かりました。
また、菊地容疑者をかくまったとして逮捕された、高橋寛人容疑者(41)も、「菊地容疑者と一緒に住むため、当時、アパートから荷物を運び出すのを手伝ったが、1000万円以上の現金を見た」と供述しているということです。
多額の現金について、菊地容疑者は「高橋容疑者と働いてためた金だ」と説明しているということです。
警視庁は、教団からの逃走資金が含まれている可能性が高いとみています。
また、高橋容疑者は預金を引き出して、ショッピングセンターでキャリーバッグを購入したあと、働いていた建設会社の社員寮に戻っており、警視庁は保管していた多額の現金をバッグに詰め込んだうえで逃走しているとみて、行方を捜査しています。

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