'12/6/9
第2音戸橋、間近に技術の粋
来年春に完成、開通を予定する呉市の第2音戸大橋(仮称)建設現場で8日、市民対象の見学会があった。土木学会中国支部の主催。
本土の警固屋側で開き、約40人が参加した。広島県西部建設事務所呉支所職員の説明を受け、既に設置を終えているアーチ橋部分と陸上部分の接続工事の様子を見学した。
警固屋側からアーチ橋部分までの約126メートル区間には4本の橋脚があり、それぞれの間に高さ約3メートル、長さ約42メートルの橋桁を3本ずつ計9本取り付ける。
第2音戸大橋は警固屋と倉橋島を結ぶ警固屋音戸バイパスの一部で、全長492メートル。同市阿賀中央の糀場範康さん(72)は「間近で見て、技術力の高さに驚かされました」と話していた。
【写真説明】第2音戸大橋の建設現場を見学する市民たち。奥はアーチ橋部分