寝取られSS 「人類繁殖法違反」5 (「最狂の寝取られとは?」スレより)
273 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 14:38 ID:wHUOYSh5
(1/12)
夏の日差しの下、さらけ出された優菜の裸体は美しかった。
小麦色に焼けたしなやかな腕と足の肌。
そしてそれは体の中央に向かう境目で突然の純白に変わる。
それは泳ぎを嗜む乙女が当然持つであろう、
いや持つべきな美しいコントラスト。
なのだが…
「お…む…もがっ……!」
佐紀は思わず叫びそうになる己の口を無理やり蓋した。
どう考えても異常な光景。
何故?
何故、優菜は裸なのか?
佐紀はいっぱいいっぱいな頭で必死に考える。
274 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 14:39 ID:wHUOYSh5
(2/12)
で、はじき出された結論は、
(泳いでる最中に水着が脱げたのか?)
これだった。
(スクール水着が水泳中に脱げてしまうのかはこの際無視。無問題。
今起きている結果に過程を無理やり引っ付けようとするならこれしかない!)
力強く、無理矢理に納得させた。
「あの、あのさ、あのさっ……」
「ん?」
当の優菜は全く気付いていない様子だった。
しかし、このままでは他のみんなが気付くのも時間の問題。
何とか彼女を辱めずに、この緊急事態を知らせる術は無いものだろうか。
佐紀の頭が再びフル回転し始めた。
275 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 14:41 ID:wHUOYSh5
(3/12)
(み、ず、ぎ、ぬ、げ、て、る)
とりあえず人文字。
「何それ、体操?」
しかし駄目だった。
(いつも成瀬さんがしてくるみたいにタックルで一緒にプールに落ちてみるか)
そうすれば少なくとも他者の目からは逃がしてやることはできる。
しかし、その際、佐紀と優菜の肌は必然的に密着するハメに。
それはもう、色んな所が。
「……くはっ……」
想像するだけで痛烈な眩暈に眩む佐紀。
…これも却下だった。
276 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 14:42 ID:wHUOYSh5
(4/12)
「……そういえばさ」
不意に優菜がさらに接近してきた。
(や、やめろ! これ以上刺激しないで!)
今まで優菜が傍にいると考えるだけで佐紀の胸は高鳴っていた。
そんな彼に (裸+限りなくゼロ距離) なんて危険要素が加わったらどうなるのだろう。
「佐紀くんてさ」
その上何故か優菜は佐紀の股間を凝視していた。
(や、やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)
当然、佐紀は勃起していた。
それを腹を引っ込めたり何なりで出来るだけフラットに保っていたのだ。
が、それも優菜には見抜かれてしまっているらしい。
視線でイカされる予感と悪寒に佐紀は戦慄した。
しかし、
「何で水着なんか着てるの?」
「…………え」
現実は、佐紀の思考のかなり斜め上だった。
277 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 14:44 ID:wHUOYSh5
(5/12)
「何だ何だー、どうかしたのかー」
他の会員達がわらわらと近づいてきる。
そして佐紀の姿を見るなり、
「おいおい、加藤どうしたんだよその格好わ!」
「加藤君かわいー!」
「わかった! 小学生用プールに入ってボクお子ちゃまですー、ってオチだろ?」
次々と浴びせられる嘲笑。
どうも水着を着ていることイコール子供ということらしい。
何でそうなっているのかは不明だった。
しかし、自分を取り囲んでいる連中がみんな裸なのを見ると、そう納得するしかなかった。
(そう言えば会長も全裸だったような……)
更衣室で輝に感じた違和感の正体。
それが何なのかに佐紀はやっと気付いた。
278 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 14:48 ID:wHUOYSh5
(6/12)
ひとしきり笑い転げた後、
「しかしキモいからもうそのギャグ禁止なー」
「さすがにちょっときついかも」
そんな捨て台詞を残して他の会員達はまた練習に戻っていった。
そして取り残される佐紀と優菜。
「あ、あんまり恥ずかしいことしないでよね」
「は、恥ずかしいって……」
「水着着てくる同級生なんて見たことないよ」
「ご、ごめん……」
佐紀はとりあえずの理屈を理解した。
(そうか…… 水着は着ちゃいけないのか……)
だが、何故そうなったのかがわからない。
その視線は宙を彷徨っていた。
「さ、もうそれ脱ごうよ」
「は、はい?」
一気に覚醒する佐紀。
瞬間、目に入ってきたのは……佐紀の水着に手をかけている優菜の姿だった。
279 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 14:55 ID:wHUOYSh5
(7/12)
「タ、タンマ!」
「駄目」
「ご、後生だからーーー!」
「えい」
静止しようとするも無駄だった。
股間の圧迫が開放される。
そして優菜の眼前に晒された佐紀のペニス。
訂正。
勃起した、佐紀のペニス。
その亀頭の先が、漫画とかでよくある反射光で煌いた。
…ように見えたかどうかはわからない。
「……」
「……」
硬直する優菜。
剛直する佐紀。
(今すぐ死にたい)
そして佐紀はこの先の未来を諦めた。
280 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 14:58 ID:wHUOYSh5
(8/12)
「…佐紀くんちょっとこっち」
優菜はいきなり佐紀の手を取ってきた。
どうやら人目につかないところで止めをさそうということらしい。
(武士に情けをかけるな……)
ちょっと感極まった佐紀であった。
「俺さ、覚悟完了だからさ。殺るならひと思いに頼む」
「わかった」
そのまま佐紀は優菜に手を引かれてプールの隅に連れて行かれた。
「ここに座る」
「はい……」
角を背に、佐紀は座らされた。
そして優菜はその向かいにしゃがむ。
この配置なら、プール側からは優菜の背面しか見えない。
281 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 15:00 ID:wHUOYSh5
(9/12)
「じゃ足開いて」
「はい……」
言われるがままに足を開く佐紀。
開くとつまり、佐紀の一物は両足でのガードを失うことに。
そしてそれはもう、佐紀の気持ちさながらに真っ直ぐ優菜の方を向いていた。
「って……………………………はいいいい!?」
足を開いてみて佐紀は初めて異常に気付いた。
「なななな何でこの体勢!?」
殴られるか、絶交されるか、どちらかだと佐紀は思っていた。
なのに、この状況はヘンすぎる。
いったい優菜は何をしようとしているのだろうか?
佐紀にわかるはずもなかった。
282 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 15:01 ID:wHUOYSh5
(10/12)
「ふぅっ……」
溜息にも似た優菜の声。
軽蔑か、哀れみか。
佐紀は優菜の次の言葉を待った。
「男の子って大変だよね」
「え?」
「いつ来るか、わかんないんだもんね」
「え? え?」
「ホント、大変……」
そこから先に言葉は無く。
その代わりに、
「ちゅっ……」
くぐもった水音と、
「うああっ!」
未知の感触。
優菜は佐紀のそそり立った一物を口に含んでいた。
283 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 15:08 ID:wHUOYSh5
(11/12)
「んちゅむ……ちゅるっ……れる、れる……」
亀頭部分を含み、舌でなぞるように優菜は刺激を加える。
一定の間隔で裏筋を強くねぶり、
かと思うと、急に尿道付近に厚い唾液をしたたらせたりする。
その行為は、上手い下手で言うと、
「な、成瀬さ……ちょっ……うは……何……で か はおああっ!」
佐紀はあっさり射精に至った。
「ん……れた……」
「あっ あっ あっ」
「んく……」
「……ぁ」
「んー… んんー……」
勢い欲吐き出される精液を優菜は冷静に処理し始めた。
むせないように舌で喉をガード。
舌と下顎の間にどんどん佐紀の精液が溜まっていく。
そのまま射精の勢いが弱まっていくのを待ち、
今度は尿道に残った精液の処理にかかる。
「ん〜〜〜〜〜」
「ああ……あ……」
優菜は、精液の味がしなくなるまで、佐紀のペニスを吸い続けた。
284 :23 ◆bxyzd8gFCE :03/10/26 15:10 ID:wHUOYSh5
(12/12)
「ぺっ」
プールサイドの水飲み場で優菜は佐紀が放った精液を吐き出した。
そして軽くうがいをする。
どうやらこれで完了らしい。
「収まった?」
「え…あ……」
佐紀は遠目に確認できる優菜に肯定とも否定ともつかない返事を返す。
それは、優菜の声にただ反応しただけなのかもしれない。
そしてそれが優菜に聞こえたかどうか。
「もうすぐ1限目だよ。早く着替えよう」
そう言い残し、優菜は更衣室に去っていった。
佐紀はまだプールの隅で茫然自失状態。
結局、彼は1限の終わりまでその場を動くことができなかった……