名鉄事故：名古屋駅で男性はねられ重傷　

　８日午後８時４０分ごろ、名古屋市中村区名駅の名鉄名古屋駅で、男性が下りホームから線路に転落、中部国際空港発新可児行き準急電車（６両）にはねられた。準急は４２分遅れで発車したが、名鉄名古屋本線・犬山線・常滑線を中心に運休や遅れが相次ぎ、終電を約１時間遅らせるなどした。週末の夜にダイヤが大きく乱れ、帰宅客に混乱が広がった。

　愛知県警中村署によると、転落した男性は重傷。５０〜６０歳くらいで、ホーム上をふらふら歩いていて転落したという。同署は身元確認を急ぐとともに、転落した原因を調べている。【加藤潔】