元オウム教団幹部　野田成人のブログ

　ああ、こんな判決が出ていたんですね。

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ガス工事めぐりアレフ側が敗訴　東京地裁
2012.3.13 17:42

　オウム真理教主流派の「アレフ」教団施設の都市ガス供給工事をめぐり、東京都足立区がガス管敷設申請を許可しなかったのは違法として、教団の関連不動産会社「宝樹社」が区に処分取り消しなどを求めた訴訟の判決が１３日、東京地裁であった。定塚誠裁判長は「公益上やむを得ない事情が認められる」として処分は適法と判断、教団側の請求を棄却した。

　判決によると、区は平成２２年９月、「反社会的団体の関連施設に都市ガスを供給するための申請は認められない」として、東京ガスがガス管を敷設するための道路占用申請を不許可とする処分をした。

　定塚裁判長はプロパンガスによるガス供給の代替が可能とした上で、「付近住民は施設にアレフの信者、関係者が出入りすることに強い恐怖感、嫌悪感を示している」と指摘。「ガス管敷設を行えば、反対運動の激化で公共の利益が害される異常かつ危険な状態が生じるおそれもある」と判断した。

　宝樹社は「法律の拡大解釈に基づく不当な判決。アレフ信者の基本的人権をあまりにも軽視していると言わざるを得ない」とコメントしている。
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　アレフの基本的人権って。。。法律の条文にどういう綺麗事が書いてあろうとも、運用するのが人間である以上、しょうがないよね。

　過去に住民票転入拒否もされたアレフ信者だが、現在も自治体によっては裁判で負けるまで転入拒否姿勢を打ち出している所もある（松戸市他）。これは脱会信者についても同じ扱いという所もあった。

　脱会信者でも、過去出家していたことがバレて、クビになった話も最近あります。その会社も人件費削減でリストラしたかったみたいで。オウムの十字架は重い。


　しかし小生はそれより、最近の「暴力団排除条例」等の動きが気になる。暴力団を根絶しようとして、暴力団と取引・関係のあるところまで排除する。巡りめぐって一般人も相当締め出されることになり、自分のクビが締まる結果になる。

　例えば最近は、身分証明書の提示が厳しくなってきた。ネットカフェに入るにも身分証明書が要る。これも暴力団絡みの犯罪の温床に網をかけた結果。これで現実に締め出されていたのは、全く関係のない一般人だったり（私のお客になった葛飾区の兄ちゃん）。

　ホームレスになる人の相当数は、身分証明書を全く持っていない。住民票すらないので、住基カードも作れない。彼らが言うには

　「昔は、身分証明書を問われることはなかったが、最近は身分証明書がないと仕事ももらえない。タダでさえ仕事が少なかったのに。」

　暴力団は看板をかけ替え、ダミー団体で分からないように活動を続ける。馬鹿を見るのは一般人。この締め付けによって蓄積される欲求不満・怒りの向かう先は……