元オウム教団幹部 野田成人のブログ

原則1日コメント3個迄 これまでの賠償額448万円 

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革命か戦争

 リースバックの話。

 親と住んでいる某県の地方公務員。住宅ローンで家を買ったのではなく、お金を知り合いから借りて家が巻き上げられそうになっている。丁度3年前に400万位を借りた。その月利が2.4%、年利にすると28.8%。いわゆるグレーゾーン金利上限ギリギリじゃんか。

 グレーゾーン金利とは、利息制限法上限金利以上で出資法規制金利以下のもの。つまり100万円借りたなら利息15%が利息制限法の上限、それが29.2%を超えると出資法に引っかかり刑事罰の対象になる。その刑事罰に引っかからないギリギリの28.8%でお金を借りている。

 自宅に抵当権がついているのは、その400万を貸した業者だけ。その業者が競売を申し立てた。家を買い戻すにはその業者への(一部)弁済を条件に、競売を取り下げてもらう必要がある。しかし業者は「全額弁済以外認めない」とのこと。

 正直物件は田舎で、あまり価値がない。にもかかわらず「出て行くつもりがない」「早期退職してでも退職金で返済して買い戻す」とのこと。なんでも80過ぎた母親が、「家を出て行くくらいなら、自殺する!!」とまで言っているらしい。

 どうやら業者は、借り手が絶対家を買い戻すと足下をみているようだ。その借り主が公務員であることも十分な担保になっている。家と公務員退職金が人質。う〜ん、足下をみたえげつない商売ですなぁ。え、野田お前はどうだって?

 私は格差を解消できない資本主義国家の足下を見ているんです。困った人の生存権が人質。相手が違います。

 しかしグレーゾーン金利なら、競売も無効なんじゃあないのか?そう思って弁護士に確認してみると

 「競売申立する時点で金利を引き直している筈、そうじゃなければ裁判所が受け付けない。」

 ま、考えてみりゃ、そりゃそうだ!なかなか抜け目がありませんな。。(金利引き直しとは、債務整理の際に、違法な金利で余分に払っている所、改めて最初から正当な金利で計算し直すこと)

 私に連絡する前は、何とか知人からお金を借りて買い戻そうと試みていたとのこと。残債は500万超。しかしやはり業者は応じない。多分この業者は自己競落も視野に入れているようだ。自己競落とは、債権者自ら競落して物件を入手すること。借り手の家の所有権を手に入れた上で、借り手に「退職金で買い取れ」と迫るつもりなんだろう。

 小生からアドバイスしたのは

 「だったらあきらめて出て行っちゃった方が、借金も消えていいですよ。何にしろ今の時代、公務員の地位を手放すなんて、金の卵を産む鶏を絞め殺すようなものですよ。」

 まだ退職まで10年以上もある。早期退職すれば2000万近く退職金がでるから、そこから返済することは可能。しかし他の借金も返すと、それ程残らない。まだ年齢50そこそこ。今退職してしまったら、ド田舎でろくな仕事はない。同じようなアドバイスは他からも受けているという。

 結局先日その業者が自己競落してしまった。買い取らなければ立ち退きを迫られる、その期限がいよいよ迫ってきた。改めて連絡して見ると…

 「母もに『自殺する』とまで言われてますし、まして田舎だと中々簡単に家を手放すわけにもいかないんです。早期退職して退職金で買い戻します。」

 とのこと。

 「あのね〜、そんなお母さんが自殺するって言っても、もう80歳でしょ〜?極端な話、家を買い戻した途端、お母さんがポックリ亡くなっちゃうかも知れないわけでしょ。だったらむざむざ公務員辞めたのは何だったんだってなりませんか?」

 この自殺母さんにも

 「お宅の息子が公務員じゃなくなったらどうなるのかわかってんのか!余命幾ばくもないのない身なんだから、ちっとは息子の将来のことを考えてやれよ」

 と小一時間問い詰めてやりたい気もした。喉元まで出かかったけど、さすがにそこまでは言ってない(両方妄想です)。そこまでの間柄でもないし。それにしても田舎の人って凄く義理堅いんだね。

 買い戻しができなかったケースの断りが辛いのは、前も述べた通り。適当な社交辞令でクロージングを計る。

 「結局何もお力になれませんで、申し訳ありませんでした。」

 「いえいえ、ご相談に乗って頂けて心強かったです。」

 これで二度と連絡することは無いかも知れない。みどりの家族ホームレス支援事業部のお世話にならないことを望む。

コメント


田舎人の足元を見た、腐った根性した業者ですね。どこかのエセ仏教団体の一つ覚えではないですが、こうした陰険な輩には堕地獄の道が待っているのでしょう。

私が先週いっぱいまでやっていた某公務のバイト先では
この職場を辞めたら例え市役所の本庁の事務員でも勤まらないだろうと
思われる人たちがゴロゴロしていました。
それでも当人たちは、お日様が東から昇って西に沈むがごとく
この平穏無事な日々が永続するものと疑ってやまないようで
ほとんどの人たちは危機感がありませんでした。

この場合の相談者さんは分かりませんが
50そこそこの年齢まで公務員一筋で生きてきた人が
再就職を目指すなんて、絶望的と言わざるを得ません
(公立病院の医師か看護師でもない限り)。
公務員は、新卒で入って民間を知らない純粋培養だと
危機感が薄いのかもしれません。

またしても悪い人にだまされて退職金をだまし取られはすまいか
生活に困窮して運び屋をやらされたりはしないかなど
他人事ながら案じられます。

>困った人の生存権が人質。

今のご時世、日本国家に対して便所紙ほどの価値すら・・・

「無駄飯食いが自然に蒸発したラッキ!」ぐらいにしか思ってないでしょ。

公務員なのにもったいないし、かわいそう。

何とか思い直してくれないかな…。

>金の卵を産む鶏を絞め殺すようなものですよ

本当にそう思います。50歳で再就職もなかなかできないですし、

公務員一筋だった方が民間に勤めるのはなかりきついと思います。


ふと気になったのですが、オウム・アレフでは、信者が亡くなった場合、
どういった形で葬式をしていたのでしょうか?
やはり火葬は自治体の火葬場に頼むとかして、葬式は教団内で行なっていたのでしょうか?
お墓は、上九一色なら十分な敷地はあったと思いますが、法人格消滅以降は、墓地もない状況だったと思いますし。

>火葬は自治体の火葬場に頼むとかして、葬式は教団内で行なっていたのでしょうか?

大体そんな感じです

なるほど。
あまり話題になることがないテーマなので、どうなのか気になっていました。

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