元オウム教団幹部 野田成人のブログ

原則1日コメント3個迄 これまでの賠償額448万円 

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革命か戦争

 小生のリースバック事業は、ホームレス支援用の物件を漁るところから着想を得ました。どういう着想だったかというと、競売になる物件には意外に母子家庭が多いのです。要するにこれは、本来住宅ローンを支払うべき旦那が不在の状態。一家の大黒柱が行方不明等々の事情により、取り残された母親と子供。その可哀想な母子がそのまま住み続けられるように、というものです。

 既出ですが、一番目に当たったのが、二重の母子家庭でした。これは私よりちょっと上の母親に娘が2人。その娘の内、一人にはまたまた娘がいました。そのお父さんがどうしているのかまでは聞いていません。母一人、娘二人、孫一人が、路頭に迷うかも知れないという状況で、何とか買取できました。しかもそれで利回り33.33%というのは、ビギナーズラック?しかも月末までの家賃支払いに遅れたことがないという優良店子。

 しかしこんな感じの母子家庭には、その後3件くらいしか遭遇しませんでした。そもそも住宅ローンが払えなくなる迄には、子供もそろそろいい年齢に達しているのです。母子家庭というより、おっさん・お婆さん家庭、というのも多数です。その内、旦那が死別という例もありますから、最初の想定とは「ちょっと違うな…」。

 「これぞ母子家庭」という上記3件のうち、2件の母親は生保レディーでした。「なまぽレディー」じゃないですよ。生命保険の勧誘員です。この2人の生保レディーとの出会いで、「もう金輪際生保レディーは信用しないぞ!」と思うようになりました。ここをご覧の方で生保レディーの方がいらっしゃったら申し訳ないですが。

 例えばリースバックする際には、予め支払の家賃を取り決めます。しかしこちらが買取の代金を納めた後に、「あれは別に借りる駐車場代込みの金額だから、その駐車場代相当分は払えない」といわれたり、です。それが一人の人。

 もう一方の人は、小生の素性も知っています。当ブログも覗いているかもしれませんが、常日頃も本人にはっきりその旨伝えてあります。大体、一回目の支払からして期日が守れない。それで私は彼女を締め上げるわけです。しかしその結果分かったことは、「自分のまずいことに関しては無意識の壁の向こうに押し込めてしまっているのではないか」ということです。

 そう判断したのは次の出来事があったからです。

 ある月末、いつものごとく振り込まれていなかったので、振込の督促。すると「大丈夫です、振り込みました、週明け確認下さい。」との返事。しかし週明けにも着金確認ができません。それで再度本人に確認すると、

 「え?入金されてませんか?すいません、旦那に連絡して振り込むように頼んだんですが、してなかったみたいです、すいません。」

 その旦那への連絡というのも、メールの一方的な連絡だったらしいのです。それをもって「振り込みました」とされてはエライ迷惑であることを、滔滔と説明。それだけではなく別の機会に家に訪問して確認するわけです。「あの時はどういうやりとりをして、『振り込んだ』と言ったのですか?」と。

 「旦那にメールして今日中に振り込んでくれ、とメールしたんです。」

 「で、返事は?」

 「なかったです。」

 「それで振込大丈夫だっていうのもおかしいんだけどね。一応携帯メール見せてくれる?」

 すると彼女は何の抵抗もなく携帯を私に差し出しました。しかし旦那に送ったというメールが見あたりません。

 「旦那に送ったというメールがないんだけど。」

 彼女は携帯を取り戻し、自分で探し始めます。が、ありません。

 「おかしいですねぇ〜、消しちゃったかなぁ…」

 ウソにウソを塗り固めると、だんだん後の方で矛盾した話になったり、明らかに芝居がかった反応になったりするものです。しかし彼女の場合は違いました。慌てるわけでもなく、不審なそぶりも全くありません。本当に旦那に支払を依頼するメールを送ったと思い込んでいるようでした。どうやら「ジキルとハイド氏」のような多重人格的な精神構造になっている。そのように判断しました。本人には全く悪気はない、イブホワイト(とイブブラック)のようなものです(以下の引用参照、つづく)


 「結婚数年後、若い貞淑な人妻イヴ・ホワイトの回りに奇妙なことが起こりだした。注文した覚えがないのに、知らぬ間に、高価な衣装や装飾品が衣装ダンスに入り込み、また専門店から次々届けられる。気味が悪くなって問いただしに店に行くと、もう少し派手に見えたが、確かにあなたが買ったのは間違いない、という。何が何やら分からなくなって精神医を訪ねたところ、心の裏側にイヴ・ブラックなるもう一つの人格が巣くい、それが表の人格たるホワイトの知らぬ間に抜け出してやりたい放題やっていることが分かった。

 ブラックは、治療者とホワイトとの面接中に、突然ホワイトが変身して現れ、治療者の知るところとなった。ブラックはホワイトとは全く正反対で、抑制がきかず、見栄っ張りで自己中心的、精神医に誘惑的な態度をとったりもする。興味深いのは、ホワイト(表)はブラック(裏)を知らないが、ブラック(裏)はホワイト(表)を知っており、ブラックはホワイトが自分で対処できないほどの強烈な不安や緊張に陥った時に出現することだった。そして、気ままな行動にふけって、いっそうホワイトを苦境に陥れるのである。

 ブラックはホワイトの幼児期から存在し、どうにも押さえきれぬほどの衝動に突き上げられると現れ出て、与り知らぬイタズラを仕出かしては真面目でおとなしいホワイトを苦しめた。四歳の時、ブラックは双子の妹たちを激しくいじめ、五歳の時には、イトコの大切な人形を打ち壊した。その度にホワイトは厳しい体罰を受け、激しい叱責を受けている。しかし、一九歳でホワイトが結婚するとその出現はぱったり治まり、しばらくはホワイトの平穏が続いた。だが、あまりにも控えめで過度に抑圧的なホワイトは、性的不感症でもあった。やがて夫が妻への不満から浮気するようになるに及んで、束の間の幸せも終わり、やがて激しい頭痛と意識喪失が始まるとともに再びブラックが登場するようになった。

 地味だが清楚、抑制的で慎み深く、悲しみにも耐える聖女のようなホワイト。対してブラックは、派手だが下品、開放的で不謹慎、感情の赴くままの小妖精。両者は治療者を媒介にして互いに相手を押さえようと試みるが成功しない。やがて両者を統合する形で第三の人格、ジェーンが現れる。
 ジェーンは、治療者とホワイトとの面接中に現れた。ホワイトとブラックの<二人のイヴ>はジェーンの存在を知らなかったが、ジェーンは二人を完全に認識していた。彼女は一見、生き生きとして行動的、かつ謙虚で奥行きのある、即ち二人のイヴの欠点を捨て去って長所だけを組み合わせたような人格の持ち主だった。彼女は治療者の援助を得て二人のイヴを追い払おうとする。しかし、結局、その試みは失敗する。例えば、夫婦仲が壊れてホワイトは夫と別居していたが、ブラックは別居中の妻(ホワイト)を訪ねてきた夫と意気投合して性関係をもってしまう。ホワイトは遂に離婚し、世をはかなんでの祈祷三昧、一方ブラックは奔放・気ままな享楽生活、果ては浮気のドライブ中に衝突事故を起こして重傷を負う……。優しい男ランカスターと結婚したジェーンだったが、共存する陰陽二つのイヴを制御できず、結婚数カ月後、絶望の果てに自殺をはかる−。」

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