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2012年6月8日22時2分

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無断でインフルウイルス組み換え実験 神戸大に厳重注意

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 インフルエンザウイルスの遺伝子組み換え実験を国に届け出ずに行ったなどとして、神戸大は8日、文部科学省から厳重注意を受けたと発表した。作製したウイルスの感染力は通常の季節性インフルエンザ程度で、危険性は低いという。

 発表によると、大学院医学研究科の元留学生が2009年4〜8月、遺伝子組み換え生物の拡散防止措置を定めたカルタヘナ法に基づく文科大臣の確認を受けず、ワクチン開発の目的でヒト由来の季節性インフルエンザウイルスの遺伝子組み換え実験をしたという。

 外部の指摘で発覚し、大学側は今年1月に調査委員会を設けた。指導教官の准教授は「大臣確認が下りてから実験するよう指示した」と主張しているが、元留学生は「指示は受けていない」と話しているという。

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