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政治
【石原知事会見詳報】「日本を代表して北京にいるべき人物じゃない」 尖閣めぐる丹羽駐中国大使発言に
--「SAPIO」のインタビューで、国会がめちゃくちゃになっていて、この状況を変える核になるのは新党になると発言している。大阪の橋下徹市長と組んで、次期衆院選に向けて石原新党を立ち上げる決意を固めたということか
「なんとでもご想像ください。物事を具体的に発表するのは、タイミングをみてしますから」
--同じインタビューで、尖閣購入のめどになる来年3月までは都政に徹したい、東京オリンピックは次の知事にやってもらえればいいと発言しているが、来年4月に尖閣を購入した場合、東京オリンピックの選考の間に次の知事に職を譲るということか
「まあ、あなたがたの乏しい想像力で物事を考えたらいいんじゃないの」
--今月27日に東京電力の株主総会が開かれますが、都が提案した『顧客第一』という経営理念を定款に盛り込むことに東電が反対。猪瀬直樹副知事は株主に賛同を呼びかけているが、知事の考えは
「なぜ定款にそれをうたえないのかね。それがそんなに彼らの営業に拘束力持つんですかね。憲法みたいなもんだからね。こういう事故も起こしたわけだし、いろんな問題抱えているわけだから。これから、体制の整備もしつつ体質変えていかなくちゃいけない時に、東京都が提案した条件を飲めないというのは、あまり期待が持てないことを周知させることになるんじゃないかな。そこらへんが、今の東電の限界と言うか、まあ、官僚と同じように、硬直したあの会社の幹部たちの限界じゃないか。なんでその言葉に恐れることがあるのか」
--尖閣諸島について、東京都が購入を計画しているのは4島のうち3島ですが、久場島についてはどう考えているか
「聞いたところ、地権者の妹さんの所有になっている。私は、地権者が自分の相続人になっている妹さんにどういう話、説得されるか分からないが、あわせて取得できるものと思っている」
--4島の購入を考えていると
「はい。だって1島だけ別の人が持つとややこしいじゃないですか」
--以前、知事は新党の党首と都知事は両立しないと発言したが、その気持ちは変わらないか
「そりゃそうでしょう。地方自治体の首長しながら総選挙やるわけにはいかないだろうし、仲間の応援だけにしかならないしね。やるんだったら自分が陣頭指揮して突っ込んでいかないと迫力がない。しかし、私にとっても尖閣の問題は、早くらちつけて、11日に持ち主と懇談して話を詰めるんですが、ある間違いないめどを、彼が国との約束の中で地主さんでいる間でも、ひとつのめどだけつけたいと思っている」
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