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キャリーバッグ購入後に逃走か6月8日 18時42分
地下鉄サリン事件で特別手配されている高橋克也容疑者は、菊地直子容疑者の逮捕の翌日、近くのショッピングセンターでキャリーバッグを購入していたことが分かりました。
警視庁は、このバッグを持って逃げているとみて、同じ型のバッグを公開して情報の提供を呼びかけています。
警視庁によりますと、高橋克也容疑者(54)は、菊地直子容疑者(40)が逮捕された翌日の今月4日午後1時ごろ、川崎市内の信用金庫で230万円余りの預金を引き出していたことが分かっています。
高橋容疑者はその後、近くにあるショッピングセンターに立ち寄り、キャリーバッグを購入していたことが、店の防犯カメラの映像などから分かりました。
警視庁は8日、同じ型のバッグを公開しました。
バッグは縦64センチ、横30センチ、幅32センチのポリエステル製で、黒地に青いラインが入っています。
また、黒い取っ手を引き出し、キャリーバッグとして運ぶこともできます。
これまでの調べによりますと、高橋容疑者は午後1時すぎに入店し、かばん売り場で20分ほどかけて商品を選んだあと、午後1時半ごろ、レジで6000円を出して10円のお釣りをもらって店を出たということです。
高橋容疑者が働いていた建設会社の社員寮の部屋からは、バッグを購入した際のレシートがゴミ箱から見つかったということで、警視庁はバッグを購入後に部屋に戻り逃走したとみて、行方を捜査するとともに情報提供を呼びかけています。
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