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2012年6月8日1時26分

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石綿関連工場の近くに居住歴…元住民が中皮腫発症 大阪

 建材製造・販売会社「日本インシュレーション」(旧・大阪パッキング製造所、大阪市浪速区)は7日、1964年に閉鎖した同市西成区のアスベスト(石綿)関連工場の近くに以前住んでいた70代の男性=兵庫県在住=が、がんの一種の中皮腫を発症したと発表した。支援団体によると、大阪市内で工場関係者を除く地域住民の石綿被害が表面化したのは初めて。

 同社は会見で「当時、石綿の危険性は知られておらず、規制もなかった。法的な責任はない」との考えを示した。ただ、工場が稼働していた時期に近隣に住んでいたことを証明できる人には、健康診断を同社負担で実施するとしている。

 同社や支援団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」によると、工場は同市西成区千本中2丁目にあった。戦前から石綿をつかった保温材を製造。男性は近くで生まれ育ち、石綿とは無縁の別の会社に事務職で勤めていたが、昨年10月、中皮腫と診断された。工場跡地には現在、公営住宅などが立っている。

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