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石原知事 丹羽中国大使を批判6月8日 17時43分
丹羽中国大使が、東京都による尖閣諸島の購入が実行されれば、日中関係に重大な危機をもたらすという見解を示したことについて、石原知事は「少なくとも日本を代表して北京にいるべき人物ではない」と述べ、強く批判しました。
丹羽中国大使は、イギリスの新聞「フィナンシャル・タイムズ」の7日付けの紙面に掲載されたインタビューで、東京都の石原知事が尖閣諸島を都で購入したいという考えを示していることについて、「実行されれば、日中関係に重大な危機をもたらすことになる」などと述べ、反対する立場を明らかにしました。
これについて石原知事は、8日の会見で「少なくとも日本を代表して北京にいるべき人物ではない。もう少し自分の国のことを勉強をしてものを言うべきで、そうでなければ大使の資格はない」と述べ、丹羽大使を強く批判しました。
また、石原知事は都が購入を検討している尖閣諸島の魚釣島など3つの島のほかに、残る久場島について別の地権者と調整をしたうえで取得できるという考えを示しました。
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