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京都府知事“脱原発の道筋明示を”
6月8日 15時35分

関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、京都府の山田知事は記者会見で、政府が方針としてきた『脱原発依存社会』に向けて、中長期的なエネルギー政策の見通しを示すべきだという考えを改めて強調しました。

大飯原発の運転再開を巡り、野田総理大臣は、福井県の西川知事の求めを受けて、8日夕方、記者会見を開き、国民に向けて運転再開の必要性を訴える予定です。
これについて、京都府の山田知事は定例の記者会見で「政府に言うべきことは先月30日に関西広域連合が出した声明で言っており、これ以上コメントすることはない」と述べ、原発の運転再開については、政府に判断を委ねたという認識を改めて示しました。
そのうえで山田知事は「国民の理解を得るためには政府は道筋をしっかりと示すべきだ。『脱原発依存』を目指すと政府がくり返し言ってきたので、京都も脱原発依存を目指そうと滋賀県の嘉田知事と共に政府に提言した」と述べ、脱原発依存社会に向けて、中長期的なエネルギー政策の見通しを示すべきだという考えを重ねて強調しました。

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