最終更新: 2012/06/08 15:07

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東電値上げで公聴会 利用者から反対意見相次ぐ中、社員は居眠り

7日の首都圏は青空が広がり、東京・練馬では、最高気温27度と、25度を超える夏日を記録した。この暑い日に、電気料金値上げについて、一般利用者から意見を聞くための公聴会が行われた。
今回の公聴会は、東京電力が政府に申請した電気料金の値上げが妥当かを審査する一環で行われたもの。
参加した10人の一般利用者からは、「値上げ反対」という厳しい意見が相次いだ。
東京電力の一般利用者は、「今の状態での電気料金の値上げには、わたしは断固反対です。消費者の理解は得られないと思います」、「燃料調達コストを下げる努力を徹底して行ってもらい、社員の給料をもう一段、例えば、あと5%下げる努力をして」などと語った。
公聴会では、募集で集まった10人中2人が値上げに賛成、8人が値上げに反対の意見を述べた。
そして、東京電力の西澤社長は「電気の安定供給にも支障をきたし、皆さんにもご迷惑をおかけすることから、ぜひ、これ(値上げ)をお願いするほかないという形で。ぜひ、ご理解をいただきまして、いろいろな意見をふまえ、進めさせていただければと思っています」と述べた。
その後、公聴会のさなか、社員の1人が居眠りしていたことについて問われた西澤社長は、「わたし、後ろを見ていなかったので申し訳ないんですけど、もしそのようなことがあれば、言語道断だと思います。事実確認していません。申し訳ありません」と述べた。
公聴会について、経産省は、2回行われる公聴会で50人から100人の一般参加者を見込んでいたという。
今回の公聴会では、インターネットなどを使って告知して、1週間募集をかけたというが、15人が応募し、10人の参加となった。
参加人数が少なかったことについては、メールや郵便でも意見が述べられる方法があることや、出席した場合に顔や名前を出さなければならなかったからではないかとしている。

(06/07 18:19)


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