ニュース詳細
“原発運転再開 慎重対応を”6月8日 14時33分
民主党の原発に関連する作業チームの合同会議が開かれ、野田総理大臣が8日、記者会見で関西電力大飯原子力発電所の運転再開の必要性を訴えることについて、「納得できる説明が必要だ」などと運転再開に慎重な対応を求める意見が相次ぎました。
野田総理大臣は、8日夕方に記者会見して福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開の必要性を直接、国民に訴えることにしています。
こうしたなか、民主党は原発に関連する作業チームの合同会議を開き、およそ30人の議員が出席しました。
この中で出席者からは「なぜ原発が安全と言えるのか納得できる説明をすべきだ」とか、「原発事故の原因が分かっていないなかでの運転再開は拙速だ」などと、運転再開に慎重な対応を求める意見が相次ぎました。
これに対し、会議に出席した牧野経済産業副大臣は「運転再開は住民の安全第一で進めたい。党内の意見は、総理大臣官邸に伝えたい」と述べました。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|